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こまかい詩集4

詩 復讐者の憤怒

作者: 仲仁へび
掲載日:2026/09/12



「私はいつも運命に憤っている」


 私はあなたを殺したいほど憎んでいる

 この手で終わりを告げたいほど


 ただ分岐点を経験してしまっているから

 言い訳になってしまうけれど

 あなたを殺すわけにはいかなくなった


 複雑な世界の中

 切り替わる善と悪

 誰かを守らなければいけない

 奪われた幸せを上回る残酷な選択肢


 何も知らなければ復讐を果たせたのでしょう

 この手でとどめを刺す事ができたのでしょう


 けれどその未来は選ばれなかった

 なぜなら私には守らなければならないものができたから

 立場が入れ替わる 誰かの幸不幸と共に

 壊された幸せを上回るその選択肢の残酷さ


「私はいつも神に憤っている」



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