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プロローグ
俺の家の近くの学校には不思議な噂が漂っている。
その噂とは、その学校には変人や奇人が集まるというのだ。
もちろん、俺は嘘だと思う。
なぜなら、その学校は成績優秀な子を集めている学校と言う訳でもないし、
かといって、勉強のできない子達が入学するわけでもないからだ。
つまり、いわゆる「普通」の子が通う学校なのだ。
だから、俺は家から近いと言う理由で
その学校を選んだ。
明日、その学校の入学式が行われる。
噂が本当でないことを祈りながら、俺は明日学校に行く・・・