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──そして100年後の桃太郎

作者: しいたけ

これだけ投稿したら寝ます。

 むかしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんがおりました。


  ──そして100年後。


 お爺さんは山へ柴刈りに。お婆さんは川へ洗濯に行きました。


  ──そして100年後。


 お婆さんが川で洗濯をしていると、川上から大きな桃がきんくりきんくりと流れてきました。


  ──そして100年後。


 お婆さんが桃を持ち帰り、中を割ってみると、立派なミイラが出てきました。


「エジプトの神秘や!」


 流石に300年も流された桃太郎は、桃の中で一生を終えてミイラになってしまったのです。


 黄金のマスクを着けた桃太郎のミイラを観るために、日本各地から遠路遙々と客がやってくるので、お爺さんとお婆さんは金に困らず幸せに暮らしましたとさ。

おやすみなさい

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― 新着の感想 ―
[一言] 三世紀を何の変化もなく過ごしたおじいさんとおばあさん。次の桃を待ちましょう。
2021/05/10 23:26 退会済み
管理
[良い点] > これだけ投稿したら寝ます。 この後3本も更新されているのを目撃した我々は……。 壮大な寝る寝る詐欺の目撃者へと、今、成る! [一言] とりあえず、おじいさんとおばあさんの種族の詳細を希…
[一言] とりあえず、じいさん、ばあさんが桃太郎を超えた存在だった……と(;´∀`) 桃の中って保存状態良いんだなぁ。
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