貧乏の結末
この作品に深い意味を求めないでください…(>Д<;)
貧乏が好きな人は少ないと思う。
僕も貧乏が好きではないうちの一人に入ると思う。
両親はもっと貧乏が好きじゃなかったらしい。
でも、僕の家はお金がなかった。
そう、どれくらいお金がなかったかというと僕が殺されるくらいに…
僕はお父さんに殺された。お父さんは僕にかけてた保険金が欲しかったらしい、下校途中の僕を後ろから車道に押し出して、お父さんの望む通りに僕は車に跳ねられて死んだ。僕はあんまり痛い思いをしないで死ねたみたいだった。
お父さんの方はうまくいかなかったみたい…押した所を歩いている人に見られちゃったらしい。お父さんはすぐに捕まって警察に連れていかれた。そのあと僕はどうなったのかは知らないけど…
お母さんは一人になった。
お母さんは一人になった家をすぐに出ていった。男の人と…
今のお母さんは中々幸せそうに見える。お金も前よりも多く持ってるみたいだし、男の人と仲良くいってるみたい。その様子を見て僕は安心できた。お父さんの方はあんまり幸せに暮らせてないみたい。可哀相だと思った。でも、僕にはどうして上げることも出来ない見守ることはできても手出しすることはできないから。
僕は毎日、三人で暮らしていたアパートの前を通る。アパートには今は別の人が住んでるらしい。
僕は最近よく出掛ける、新しいお父さんとお母さん一緒に。お父さんもお母さんもすごく優しい、週末になるとよくデパートとか遊園地に連れていってくれる。
前よりも色んな物も買って貰えるようになった。
今の僕は幸せなのかも知れない。
僕は前のお父さんに殺された後、他の男の子の中に意識が飛んだみたい…生まれてから昏睡状態だった男の子みたいで起きたらみんなが驚いたり泣いたりしてた。
僕は今までの事をお医者さんと男の子の両親に話した。
お医者さんも男の子の両親も信じられないという顔をしていた。僕も自分が病院で寝てる時は助かったのかと思った。今では男の子の両親は僕の両親になった。男の子には悪い気もするけど、僕にはどうしようもないから許してほしいと思ってる。新しいお父さんとお母さんはとてもよく僕の話を聞いてくれて、遊んでくれる。毎日幸せに暮らせている。
前のお父さんのことだけは気掛かりだけど…1番頑張ったお父さんは今もどこかの留置場というところに住んでるんだって…
感想あれば何なりと書いてください……