十月四日 2
黒漆学園警備責任者、鈴木守。
御年五十九。趣味は野草観察、特技はけん玉とヨーヨー。バツイチ。
女性との良い縁はないものの、独り身ながらも実直に職務に邁進し、職場でも親しまれながら還暦手前まで迎えた白髪混じりの壮年は、その日正門前の守衛室から奇妙な光景を目にしてしまう。
その日は雲こそまばらにあるものの、朗らかな陽の光が空から注ぐ快晴。
過ごしやすい秋晴れはうたた寝してしまいそうなほど穏やかで、今日も平和だなと心も緩くなってしまうような日に、黒漆学園の校門に見慣れない来客が姿を現わした。
やってきたのは、似通った制服姿の男女が三人。
背の高く中々に筋肉質な男子が一人。そしてその男子の両隣に陣取る、黒髪の少女が二人。
少女は二人ともが顔立ち整っており、中でもそのうちの一人は男子と同じくらいの背丈なせいか、妙に目を引く存在感を醸している。
両手に花。
男の夢とも言える状況を作りだしている少年を前にするも、六十も手前な鈴木は別段嫉妬など抱くこともなく。
青春を謳歌している三人の姿を微笑ましくも思いつつ、それでも長年の経験からつい訝しんでしまう。
いずれも制服は黒漆のものではなく、少し離れた七ヶ原高校のもの。
治安が悪いと悪名高く、たまに生徒へちょっかい掛けようとしてくる根白高校のものではないものの、黒漆とは繋がりを持たない学校の制服を身に纏った少年少女。
物見遊山か、それともちょっかいでもかけに来たのか。
とにかく七ヶ原高校の彼らが、この格式高い黒漆の校門前へどんな用で訪れたのか。
根白のものではないからか、強い不審感こそ湧かないものの、ひとまず声を掛けてみようかと。
鈴木はデスクに置いていた帽子を被り、守衛室から出るため立ち上がった。
だが、その直後、鈴木は瞠目してしまう。
つい外してしまった視線を戻した瞬間、鈴木の観察眼は確かにその変化を捉えてしまう。
三人の中の一人。もっとも存在感の強く、長い黒髪を靡かせていた少女。
そんな彼女が着ていたはずの七ヶ原高校が、いつの間にか黒漆の制服へと変わってしまっていたのだ。
目を離したのは、ほんの数秒。
着替えなど出来ないほど短い猶予。そもそもここは往来の場、着替えなど出来ようはずもない。
鈴木は目を閉じて、己の記憶を疑った。
実は一人だけ最初から制服で、自分はただ勘違いをしてしまっていただけなのではと。
そう思い、もう一度姿を確かめるべく目を開くも、そこにいたはずの三人の姿はどこにもない。
目を擦り、何度見返しても、正門の前に学生の姿なんてまるでない。
誰もおらず何も聞こえず、人っ子一人の気配さえない。
つい数分前とまったく同じ。誰の姿もなく、眠気が過ぎるほど平穏そのものであった光景そのもの。
「……やれやれ、ちょっと寝惚けてしまっていたかな。気をつけなくては」
暫しの熟考の末、鈴木の出した結論は見間違い。
つい先ほどまでそこにいたはずの人間が消えるなんてこと、どう考えたってあるはずがない。
常識に基づいた判断をした鈴木は、自分の頬を軽く叩いて引き締め直す。
鈴木守。
三十と数年の間、如何なる不審者にも毅然として向かい、的確な対応で生徒の安全を守ってきた功労者。
その親しみやすさと物腰の柔らかさから、実は一部の歳上好きな箱入り娘から人気があったりする白髪交じりの壮年の日常は、守衛人生における初めての侵入者を許しながら、何事もなく過ぎていった。
紆余曲折の末、結局入ることになってしまった黒漆学園。
歴史と伝統を積み重ね、趣きと上品さを兼ね揃えた校内。
生まれて始めて味わうお嬢さま学校に圧倒されながら、外から見たとおりに広く綺麗な空間を、まったく気にさえせずに前を歩く二人の背に、気が引けながらついていく。
校舎は外も中もピッカピカで、部屋に備えられた設備はうちの高校では見たことない最新が多数。
ちょろっと購買が来るだけのうちとは違う、レストランみたいに広い大食堂。
おまけに校庭は綺麗な人工芝。更にはよく手入れされている庭園なんてのもあったりと、まさにやりたい放題。
清潔感。規模感。贅沢感。
当初の予想通り、どれを取っても我が七ヶ原高校を凌駕してくる様に圧倒されるしかなかった。
「……なんていうか、伝統あるって言う割に新しいですよね」
「確か十年ほど前、老朽化に伴い一部を除いて大規模な改修工事をしたとかそんなはずよ。そのせいか、創立当時から残っている建物は武道場くらい。……はっ、税金対策で設立された会社の事務所みたいに、価値を知らない子供には過ぎた宝の山ね」
屈辱極まりないと。
ズカズカと前を歩く雅乃宮先輩は、否定は出来ないことが嫌でたまらないと、そんないつにもまして棘を含んだ物言いで吐き捨ててくる。
「……実を言うとね。私、この学園嫌いなの。特に理由はないけれど、それでも嫌い」
「そうだろうね。滲み出てるよ、色々と」
「お黙り小娘が」
ぽつりと、まるで今初めての事実みたいに呟く先輩に、アイは容赦なく指摘してしまう。
まあ、もしかしなくても察せられるくらい露骨だったけど。
なんかいつもより棘ある気があったし、そんな言い方する人が単なる毛嫌いだった方が億劫だけど。
それにしたってこう、もっと気遣い方というかなんというか……ま、ここにいるのがあさひならともかく、アイにそういうのを期待しても仕方ないか。そういうのが苦手なんじゃなくて、する気がないって人なのはこの数日の付き合いで何となくだけど理解してるしな。
「それで、次はどうするんです? 制服だって違うし、何を調べればいいのかさっぱりなんですけど」
「そんなの私が知るわけないじゃない。シーズン初日の潮干狩りの浜みたいに、ただ調べただけで進展あるなら苦労ないっての……あっ」
先輩の愚痴が止まったのは、高等部の校舎に入ってすぐのことだった。
広々とした玄関から入り、下駄箱を抜けてすぐ目の前の廊下に置かれた展示用のショーケース。
その一つである襟にのみ白い線の入った黒いセーラー服は、あの黒い翼の実現者が着ていたのと同じ色合いのものだった。
「夜刀神、あったわ」
「……ありましたね」
流石にこうまであっさり見つかるとは思わなかったのか、喜びではなく戸惑いを見せる雅乃宮先輩。
いつも自信に満ちている先輩には珍しい何とも言えない表情だが、きっと俺も同じような顔をしてしまっているのだろう。
……まさか本当に手がかりがあるとは思わなかった。
てっきり昨日の実現者、ユウヒの罠かと思って警戒していたのだが……あいつ、どういうつもりなんだろうな。
「ふむ、1981年に変更……なるほど、そんな前に変わったのならネットに出てこないのも納得よ。やっぱり実地調査って大事よね、百聞は一見にしかずなんて昔の人はよく言ったわ」
ショーケースの中を覗き込み、納得したように頷く先輩。
俺も続いて覗き込むと、制服のそばに記載されている詳細の札には確かにそんなような内容が記されている。
四十年以上前の制服なら、確かに調べても出てこないかもしれない。
しかし四十年前なこれをみんなが着ていたのか。今だったらコスプレ扱いされそうだが……ハイカラだったんだな、昔の黒漆は。
「それで夜刀神? あいつの衣装の詳細を暴いたわけだけど、これが何に繋がるか分かる?」
「……さあ?」
「でしょうね、私もお手上げ。実現者が学校に通っている、なんてとんちきな例が二つもあるのなら脱帽ものよ。嗚呼、もしそうだったら、逆立ちしながら鼻でスパゲッティでも食べてあげ──」
「空間が展開されているから戦闘でもしているのかと思えば……貴様ら、余所の学校で昼間から何をやっている?」
自信に溢れた先輩の声が、女性の声に遮られた。
その刹那、空気が変わる。
世界は何一つ変わることはなく、されどこの場に漂っていた緩い空気が一気に霧散してしまう。
呆れを孕んだ女性の声。
あさひを脳裏に過ぎらせながら、けれど氷のように冷たく、静かな敵意を感じさせる鋭い声。
振り向けば、既にアイは動き、戦いは始まっていた。
白翼金髪の本来の姿へと戻り、声の主──黒い翼の彼女、イアと至近距離で打ち合っていた。
「……はっ、相も変わらず血の気が多いな。ここで片方朽ちるまで交えるのも悪くはないが、余波で学び舎が倒壊すれば多くの犠牲者が出るだろう。貴様はそれでもここで暴れるか?」
「もちろんそのつもりだけど。それで、覚悟できてる?」
「……猪め。貴様の主はそれを望んでいないようだが、それでは相思相愛も大概だな」
拳と刃。拮抗する両者。
けれどイアは目の前の敵に嘲笑いながら、力強く刀を振り抜き鍔迫り合っていたアイを弾き飛ばす。
後方に飛ばされはしたものの、白翼を一度羽ばたかせ、衝撃を殺しながら着地するアイ。
だが何故か、イアからの追撃はない。
アイを、そして自身の周囲に鈍色を展開している雅乃宮先輩をただじっと見据え、それから小さく息を吐いた後、どうしてか刀を持つ手を下ろしてしまう。
「なんの、つもりだ……?」
「そう身構えるなよ。別にこの場で殺り合おうって気はない。そこの飢えた獣を手懐けられるのなら、この場は大人しく退いてやるよ」
イアは質問した俺へ、ギロリと鋭い目で睨み射貫いてきたものの、思いの外冷静にそう答えてくれる。
チラリと雅乃宮先輩に目を配れば、警戒しながらも軽く頷いてくれる。
状況次第だが、どうやらこの場でおっぱじめるつもりはないらしく一安心したものの、前方にいるアイはそうではない。
戦意を表わすように震える白翼は、今にも飛びかかっていきそうだと思ってしまえるほど。
まずい、アイは続ける気だ。
ここでイアとの戦闘が始まってしまえば、あいつの言うとおりこの綺麗な校舎が壊れて多くの生徒が巻き込まれてしまう。
「駄目だアイ! 頼むから、抑えてくれ」
「……もう、仕方ないなぁ」
間近に迫った最悪の事態を想起してしまい、声を張り上げながらアイを制止する。
地を蹴ろうと寸前だったアイは、数秒固まった後、大きなため息を吐いてから戦意を解いた。
「……はっ、上手く手懐けているじゃないか。そんなザマなら猪じゃあなく飼い犬だな」
「羨ましい? お前みたいな卑しい野良犬じゃ一生出会えないであろう、最高の飼い主様だよ?」
手は出ずとも、実現者同士の形なき敵意の応酬に場の緊張は恐ろしいほど膨れあがる。
一触即発。ほんのきっかけ一つで、辛うじて保たれている均衡は崩壊してしまいそうな圧迫感が胸を締め付けてくる。
屋内。空間の中。二対一。
以前とは違う、強襲ではない邂逅。分はあるのはこっち、仕留めるならば今が絶好。有利なのは間違いなくこっち……そのはず、なのに。
瞬きをするタイミングを忘れてしまいそうになる。
息をするのを忘れてしまいそうになる。
全身が生存を訴えてくる。この場から離脱しろと、竦んでいる足を動かせと警鐘を昂ぶらせ、心臓を痛く思えるほど鳴らし続けてくる。
以前の二回の戦いと違うのは、これを現実と理解しているかどうか。
理解出来ないからこそ恐ろしくはあるが、同時に人はどんな脅威を前にしようが鈍くなれる。
ならば少しでも咀嚼して理解してしまったあと、次に来るその瞬間──二度目の初めての恐怖は、きっと一度目とは比較にならない。
──怖い。
再び向かい合った黒い翼の彼女が、目の前の敵が、どうしようもなく恐ろしかった。
「緑生い茂るドッグランじゃないんだし、じゃれ合いはそこまでにしてくれないかしら。……ちなみに聞くけど、貴女か貴女の契約者がここに通学してたりなんてこと……あったりする?」
「馬鹿なのか? 何故イアがこんな所で時間を浪費せねばならん。用を果たしに忍び込んでいたた所、同時期に結界が張られたから確かめに来ただけだ」
「でしょうね。……安心したわ、本当に」
そんな俺とはまるで違うと、雅乃宮先輩が欠片も揺らぎのない声色で問い、安堵の息を漏らす。
先ほどの冗談は本気だったのかと。
こんな状況でもマイペース極まりない、徹底して自分を持っている同盟相手の姿に、少しだけ恐怖が揺らいでしまいながらイアへと顔を上げることが出来た。
「……イア。お前はどうしてここにいる? ここはお前にとって、縁ある場所なのか?」
「……嗚呼、どうしてだろうな。やはり貴様の顔も声も、何もかもがイアの心を酷く掻き毟る。今すぐにでも臓腑を余さず引き裂いてやりたいと、我が臓腑の底に根付く何かを疼かせて仕方ない。最早そのために生まれたのかと、そう思えてしまうほどに」
意を決して俺が質問すると、イアの雰囲気が変わる。
より重く、苦しく、底なしに黒く。
噴き出す力の奔流は、彼女の持つ俺への底なしの敵意を嵐にでも変えたかのような、そんな力の放出にアイも先輩も臨戦態勢へと移る。
きっと顔は死人のように青ざめ、恐怖に歪んでしまっているのだろう。
それでも後退しそうになる足を懸命に押さえ、必死にイアから目を逸らさないよう努めるしか、戦えない俺に出来ることはない。
……でも、なんだろう。
どうしてか、イアの向けてくる殺気は、以前のそれとは少し違う気がしてならない。
以前より恐ろしいはずのに、か細くなっている。そんな気が、してならなかった。
「心配するなよ。これは所詮、イアの欲求だ。大手を振って貴様達と……イア以外の実現者共を掃討し、我が契約者の願いを叶えるにはまだ足りん。互いに利がない以上、業腹ながら何の成果を得られずとも、この場は潔く退いてやるよ。じゃあな」
イアは俺へと嘲笑を一つ零すだけで敵意を引っ込め、俺達へと背を向け校舎から出ようとする。
……良かった。どうやらこの場は、切り抜けることが出来るらしい。
……でも、それじゃ何も変わりはしない。
俺達イアのことをまだ何も知らないし、何一つ近づけていない。──本当にこれで、このまま別れてしまって、それでいいのか?
「イア! 待ってくれ、一つだけ教えてくれ! どうして声を掛けてきた! お前は、何がしたいんだ!?」
「……さあな。例えイアの契約者を見つけ出せたとしても、決してわかりはしないだろうよ」
そんな焦りが過ぎってしまったのか、勇気ではなく、半ば弾みで呼び止めてしまう。
まずいと思いながら、それでも問わずにはいられなかった問い。
そんな俺の疑問にイアは振り向くことなく、ただぽつりと冷めたように呟き、そのまま去って行っていく。
イアの後ろ姿が完全に見えなくなって、二人はようやく張り詰めていた空気を緩める。
アイは未だあさひの姿に戻ることはないが、それでもいつもの気配に戻っており、それでようやく脅威は去ったのだと胸を撫で下ろそうとして──ふらついてしまった所を、アイに支えられてしまう。
「ダーリン、大丈夫?」
「……大丈夫、ありがとう」
心配そうに覗き込んでくるアイに、大丈夫だと笑ってみせようとするが上手くやれてる自信がない。
……ああ、本当に心臓に悪い。
今気付いたが、額は汗でべっとべと。足は当然だとして、手もまだブルブル震えてらぁ。
ほんとここ数日のせいで十年くらい寿命が縮まった気がしてならない。こんな偶然のブッキングとか、俺の前世は相当に徳を積んだ聖人だったのかもな。ははっ。
「……放置してたら犠牲者増えるんだし、割り切ってやっちゃえば良かったのに」
「はあ、これだから実現者は。例え人の形をしていても、結局は心なんてない戦闘兵器よね。ああ、ほんと嫌だ」
「失敬だなー? 戦いは避けられないんだから、遅かれ早かれでしょ。アイからすれば、百はアウトで十ならセーフって言えちゃう人間の方がよっぽど異常だよ」
どうにか平静を取り戻そうとしている俺をよそに、相変わらず言葉で殴り合う二人。
けれど先輩はアイから目を離し、どうしてかこちらへ視線をずらしてくる。
「……それにしても驚きね。まさかそんなゾンビのような顔になりながら、呼び止めて質問をするなんて……度胸あるのか無謀なのか。まあそれでこそ、この雅乃宮雅のお友達よ?」
こちらに寄り、ポンと肩を叩いてくる雅乃宮先輩。
先輩からしたらちょっと褒めただけ、もしくはそんな程度ですらない労いの一つかもしれない。
けれどその称賛は、不思議と認められたような気がして嬉しく思えてしまった。
「にしても残念だったなー。ダーリンが止めなきゃ、多分ここで決着だったのになー」
「自信過剰も大概ね。自分が木から落ちると思っていない猿のようでむかつくわ」
「え、当然じゃん。だってあいつ、ほとんど力残ってなかったんだから。逆に気付かなかったの?」
「……なんですって?」
アイのころりと言ってのけたその言葉に、雅乃宮先輩は怪訝そうに首を傾げてしまう。
いや、先輩だけじゃない。俺もちょっとばかし意味が分からない。
弱っている? そんな、だってイアは、この前と何ら変わりないように見えた。少なくとも、俺へみせた敵意は引けを取ることなどなかった。それは間違いないはずだ。
『お兄ちゃんの実現者は一つ、大きな嘘をついているよ』
ふと脳裏に、昨夜のユウヒの言葉が過ぎってしまう。
アイの嘘。何故か俺をダーリンと慕い、距離感こそ近いものの、まだ数日だけのろくすっぽ知っていることのない実現者の本音。
分からない。信じていいのか、何か隠そうとしているのか。騙そうとしているのか。わから──。
「……ダーリン?」
思考がドツボに嵌まりそうになったとき、アイの声が意識を現実へと引き戻してくる。
こちらを心配そうに見つめてくるアイの真っ赤な瞳。
綺麗で、透き通っていて、宝石みたいで、色は違うけどあさひのそれと同じようで、だから──。
「あさ──」
「……とりあえず、今日はもう撤収しましょう。私、今日はジャンクをかっ込みたい気分なの。だから二人とも、反省会も兼ねて付き合いなさい?」
だから尋ねてしまいそうになったその瞬間、雅乃宮先輩がそう言って玄関から出ようと歩き出す。
「どうしたの?」
「……いや、なんでもない。行こう」
アイに心配されながらも、少し落ち着いてきた自分の足でしっかりと彼女の後へ続いていく。
我に返り、理性が戻ってしまった今、言葉を続けることは出来なかった。




