せーぞんほんのーとせーしょく
おなかが空いたとき、おなかが鳴ると恥ずかしい、と思う。
でも、心と体は別物だから、仕方ない。
ネズミやバッタが水に飛び込むのは、体に潜む他の生き物が魚のおなかの中で生殖するため、そこにたどり着くまでの移動手段、乗り物にされてるからだそうな。
あと、何で読んだかは忘れたけど、昔は内蔵の一つ一つが意志を持ってた、なんて話も。
(三つ首のケルベロスとかは、前頭葉・右脳・左脳の三つを表す?)
何かを食べて、『美味しい!』と思うのは、体に潜む共生者(?)たちが、われわれ乗り物を生かすため、『それを食べろ!』と焚き付けるために……、脳に快楽物質を分泌させてるのかもしれない。
(……久々にアレが食べたいなぁ)
なんて思うのも、
『アレの栄養が不足気味だ! 食べんかーい!』
と促してるのかも。
吊り橋効果も、
『コイツが死んだら乗り物に困る! 早く次のを用意させよう』
と言う共生者側の都合かもしれない。
戦場、貧困、死と隣り合わせな職業、ストレスMAXな環境などは生殖本能を増大させるが、それも
『……なんか、ヤバそ~。コイツ、今にも死にそうじゃね? はよ、次ぃ作らせんと……』
と言うことかも。
女性が甲斐性のある(頼れるorたくましい)男性に憧れたり、男性が女性のスタイル(哺乳瓶や安産型)を気にするのも、共生者側が優良物件(と思える相手)に対して好感を抱くよう、働きかけてるからかも?
一目惚れも その何割かは
『ん? コイツとこの子をかけあわせたら、高性能な次世代の乗り物が出来るんじゃね?』
と企んで、お見合いおばさんが如く、しゃしゃり出てる可能性が……。
あと、焼きもちを妬くのも、それが家庭円満(次世代の乗り物を無事に育て上げるため)に役立つから妬かされてるのかも。
他人の能力や名声への嫉妬も、(自分達の乗り物を)群れの中で優位に立たせる(生き延びさせる)ため、
『ライバルを潰せ!』
と指令を出してるのかも?
ヒトは群れで狩りや採集をして生きる動物。
群れの中での地位が低くて冷飯食いになったり、群れを追い出されて野垂れ死んだりを防ぐため、共生者側が承認欲求を引き起こすのかも。
特に甲斐性がないと、不安物質みたいの分泌させられて、お尻 叩かれてるのかも。
~悪循環~
甲斐性がない
↓
どっかの群れに加わりたい
↓
でも、イジメられたら、やだな……
↓
そうだ、どうせならイジメる側になろ。マウントとろ。
好きな子がいるけど、フラれるのが怖くて、告白せずにスカートめくりで済ませる小学生男子みたいな結果にも。
弱い犬ほど、よく吠える=自分に実力がないor自信がないので、マウントをとろうと躍起になる……のは、
『マウントを取れ!』
と指令が出てる?
誰かの風下に立つのがイヤ!
反抗期
⇒群れの中で下位に置かれると貰える分け前(狩りや採集で言う、肉や木ノ実)が少なくなる! そうなると困るから他人には従うな!と誘導?
誰かの指図に従うのがイヤ!
ルール守ったら負けだと思ってる。
⇒自分が相手よりも格下だと認めたことになりそう(群れの中での地位が下がりそう)だから、ムキに ならされてる?
自分が認めた相手でないと従いたくない!
⇒戦場では、無能な上官に従うと死ぬ。逆に有能な上官だと分かれば進んで従う、従わせる。
たはだし、見立てが正しいとは限らず、忠告やらを無視して自滅する。
目上にはペコペコ頭を下げるが、妻子や後輩や店員に対しては横暴。
⇒群れの中で特定の相手に従っている=自分が格下だと認めてる分、自分よりも格下がいる、と確認することで安心しようとしている?
つまり、体に……共生者に煽動されてるだけで、われわれの心が醜いわけじゃあない、ってことにゃあ、なりませんかね?
逆に言えば、腹が立ったり、嫉妬が渦巻いたりしても、
「これは体の……共生者の反応だから、無視してオーケー」
と、落ち着ける。
だから、「ヲマイの性根が腐ってるからじゃ!」などと揺さぶりを受けても、「ろくでもない性根を直さなきゃ……」と真に受ける必要はないかな、とも。
直すとしたら、パブロフの犬みたく、長年の間、脳に焼き付いた(焼き付けられた?)反射的にそう動いてしまう脳の神経 回路?ではないかと……。
(必死になれれば、時間はかかるけど、ある程度は直せたりたりたり……)
おそらく、母のおなかの中にいる間から、周囲にいる中で一番、強そうなヒトをコピーしてる可能性。
生まれてからも、それは同じで、嫌がっても身の回りにいた親(か誰か)に似てしまう。(反面教師もあり?)
どんな環境に生まれ育ったか?で、決まってしまうなど、完全に運……ではないかと。
よく、主人公が初戦闘……初陣で立ちすくんでしまうシーンがありすが……。
(誰でも そーかと言えば、そふでない人も ごく小数いるみたいですが、大半はそんな感じかと)
なんにせよ、初陣では ご先祖様のせーこー体験が自動的にローディングさりるやうに なってるのカモカモ?
某 兵法書 著者の子孫が主人公の小説で、
《犬は、獲物に逃げられると、追いかけたくなる》
というセリフが あり……
また、大自然ドキュメンタリーでは、
空を飛べない鳥のヒナが、キツネ?に追いかけられ、
‘やーらーれーたー’
とバタンキュー。
たくさん食べないと いけないからか、巣で子供が待ってるからか、キツネは
‘よっしゃ、次の獲物を……!’
と別のヒナを追いかける。
死んだふりしたヒナは、
(……行ったな?)
と判断すると、ムクッ……と起き上がり逃げ出す
文字も言語もない、誰から教えられたわけでもないのに、そうした行動をとる。
つまり、立ちすくんでしまうのも、実は ご先祖様が熊や狼に襲われた際、立ちすくんだことで生き延びたのの焼き直しではないかと。
逆に、襲われた際、
自分だけ生き残ろうと我先に逃げ出したか、普通は逃げるだろ!と ただ逃げたか、あるいは囮になったか……。
逃げたことで生き延びた個体は少ないのか、初陣で立ちすくまない人は少ない模様。
人間といっても、心はともかく、体は動物……。
群れの中での立ち位置(自分の地位)を常に気にしている。
見栄をはるのは、自分を強いと見せかけるため。地位を守るため……なんだけど、実際問題、今の社会で我々が群れの本能に“ムダに”振り回されてる。
自サバ系とか、手口はあたらしく見えるけど、昔から、自分を持ち上げるまでいかなくとも、自分の地位が
”下から数えたほうが早い”
のを恐れる
でも何をどのくらい、頑張ればよいのか、分からない。
そうだ!
自分よりも出来るヤツの地位を落とそう!
そうすれば、少なくとも
“最下位ではない”
よね?
本能に振り回されてるわけで、それさえ自覚して、カッコ悪いからとかでなく、人間愛的にやめられれば◎。
相手のためを思って、やってるのだ!なんて言ってると、やめられない……やめられなくなる、かと。
あと、自分が100%悪くても、謝りたくない!ってなるのは、
『謝るとヲマイの立ち位置、ヤヴァくなるゾ!』
って、『なぜか』恐怖に陥るからかも?