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本気の入団試験Ⅱ




「おいおい、トックス

それはマズイだろ」





「第一、お前にそんな権限ないだろ」





いいぞ!!確か......





ロキリア様にアーネスト様!





腐れメガネにそんな権限を与えてはダメだ!!





「確かにそうだな

だったら、我が家の下男・下女にしよう

それなら大丈夫だ!」





(大丈夫じゃねぇぇぇぇぇ)





何を考えているんだ!?





この腐れメガネは!




ちっとも理解出来ない





「ほーお、なるほど」





「....勝手にしろ

では騎士団についての説明をするぞ」





ロキリア様にアーネスト様は

私の方をチラリと見るとそう呟いた





2人とももっと力強く否定してくれ!!!





というかやる前から私は落ちると思っているな





周りの受験者も私の方を見てクスクス笑ったり同情的な目をしてやがる。





まぁ、当たり前か。

試験官の3人はもちろんだが、貴族同士の繋がりがある以上周りの受験者だって私だけが平民であることは一目瞭然だ。





誰もが私は試験に落ちると思うだろう





だけど、やる前から落ちると決めつけられるのは面白くない。





というか決めつけられるのは、何よりも嫌いだ。





(見ていろよ、この野郎)





各騎士団の説明を右から左に受け流したのは、言うまでもない。




本気の入団試験の始まりだ




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