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始動




アメリアとシャーロットはトックスの家であるラクーン公爵家の邸宅の中にいた。





「まさかトックス様がラクーン公爵家の方だったのんて」





「そんなに有名なのですか?」





アメリアはシャーロットにむかってそう聞いた。





「もちろんよ!それよりも敬語はいらないわ」





「ですが....私は平民です」





「私は気にしないわ

それに身分のみを理由にして人を区別するのは嫌いなの」





これは何かあるな....





まぁ人間には多かれ少なかれ何かはあるだろう




「....分かった」





「ありがとう!ラクーン公爵家のことだったわね!ラクーン公爵家はこのアラスティア王国の三大貴族の1つよ」





「三大貴族?」





「公爵の階級で簡単に言うと王家の分家みたいな家柄ね」





王家の分家って.....まさかトックス様は....





「それってもし王家に王子がいない場合は分家から王様を出すことになるんじゃ....」





「ええ。トックス様はこの国の王位継承権をもっているわ」





「そんなに偉い人だったなんて」





「驚くのが遅いわよ」





ドアがロックする音がして、トックスと男が部屋に入ってきた。





「改めて俺は魔法騎士団所属のトックス=ウィズ=ラクーンだ。この方は....」





「俺はエーブラム=ソーラ=アラスティアだ」





アラスティアってまさか.....





この国でアラスティアを名前で使える者は限られている。それはこの国の王族のみである。





アメリアとシャーロットは椅子から飛び降り、頭を下げ最上級の礼をとった





「無礼をお許しください。エーブラム殿下」





「お会い出来て光栄でございます」





「楽にせよ。話を続けるぞ、トックス」





「単刀直入に言う。お前たち2人には表向きは魔法騎士として、実際はエーブラム殿下の直属の配下として魔法騎士に所属してもらう」


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