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幻想小品集

Op.3_2 [翳りの街のピアニスト]

作者:みるく
 ――雲間から射す光と鐘の音は、〈翳りの街〉の退廃の色を濃く浮かび上がらせる。
 そこでは空は常に灰色で、不安が降る。不安は積もりに積もって闇となり、問いかけることを覚える。そして人々の耳に入り込み、まるでそれが甘露であるかのように、囁く。

 そんな退廃の街で、芸者(げいじゃ)たちの楽舞(がくぶ)は、ほんのひとときだが、闇を払う唯一のものであった。

 芸者の中に、とあるピアニストがいた。不安と絶望を奏で、人々の恐怖を肯定し、その魔法のような音楽で闇を払う彼を、人々は〈カミコ〉と呼んだ。
 彼は今日も音を紡ぎ、そして五線譜に新たな命を吹き込む。


 闇が囁き、果実が歌い、雲間の光は鐘の音を降らせる場所で起こる、断片的な物語。
1
2015/04/30 18:00
2
2015/04/30 19:00
3
2015/05/01 18:00
4
2015/05/01 19:00
5
2015/06/21 18:33
6
2015/07/20 18:23
7
2015/08/17 20:21
8
2015/11/28 23:47
9
2016/02/03 18:22
10
2016/05/10 01:37
11
2016/07/15 02:34
12
2017/02/19 21:56
13
2019/04/15 00:44
14
2020/10/09 00:36
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