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神の鬱  作者: 紅きtuki
希望編
44/62

第47話「鬱の始まり」

 優々とそびえ立ち、荒れ狂う大地。

 轟々と音をたてる風。

 深々とそれ以外語らない景色。


「どう言う事だ……? 能力を急に失うことなんて、ありえるのですか?」


 そんな場所で、二人の男が会話を進める。


「……ありえない事も無いが……それは理論上の事であり、前例は見たことはない。だが、奴からはそんな素直なものは感じないのだ。まるで、認められたかのような威圧感を同時に放っている」


――あぁ、これは利用できるかもしれないな――


「行くぞ、レーテー」


 一人の男が、禍々しい闇と共に禍々しい心剣をその手に出現させると、颯爽と歩き出す。


「リレベイトを解除しても良かろう。いや、奴は解除するべき相手だろう」


 風が男の衣服を激しく揺らした。

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