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神の鬱  作者: 紅きtuki
希望編
2/62

第2話 「謎の非常識」

「え~と・・・これ何のドッキリ?」


いきなり視界がまぶしくなったと思ったらこれだ。

秋葉もビックリしているようだ。

しかしそれにしても何が起きたのか解らない。

見知らぬところなので変に動く事は出来ない。

と言うのも俺は落とし穴でもあるのかな?と踏んでいた。

だったらその罠にかかったら早いや~とか思いながらそこら辺を歩き始めた。

しかし一向に罠にかかる様子がない・・・

俺はさらなるドッキリが隠されているのかな?何て考え、秋葉と共に探検するように歩いた。

すると、木のない場所に着いた。これも急にだった。別に光が差し込んだわけでもない。

ただ普通に歩いてた、すると徐々になくなって行くわけでもなく急に木のない場所に着いたのだ。

いや、今さらだけど木だけじゃない。何もない・・・


優々とそびえ立ち、荒れ狂う大地

轟々と音をたてる風

深々とそれ以外語らない景色


そこに2人の男の人が立っている。

1人は老人で、もう1人は10代後半の男・・・

そして、そいつは綺麗に立っている。上司と部下みたいな関係なのだろうか?


「はっは~ん・・・なるほど、あいつらが仕掛け人か。」

しかし会話をよく聞くと意味のわからない事を言っている。


「我が過ちを正す者が現れたようだ・・・そしてお前にレーテーと言う名を授けよう。、

いづれお前は私を超え、私の過ちを正すと信じているぞ。」


「はい、師匠。必ずあなたの力になって見ます。」


何だ・・・あの会話は・・・

いったい俺にどんなつっこみを期待しているんだ?

いや、つっこむ必要はないか。スルーで行こ。

それにしても手の込んだドッキリだな~。なんて、感心しながら男たちに近寄る。


「おい!もうドッキリなんていいから、元に戻してくれ。」


しかし、俺はここでようやく気付いた。

これはドッキリなんて規模ではない事に・・・

よく考えてみればおかしい、一瞬眩しくなっただけで周りの景色が変わるはずない。

それもこんな広範囲で・・・

その証拠にこの男たちが意味のわからないと語る、顔でこちらを見つめている。

そして老人は呟いた。


「レーテーよ。こいつを最初の生贄にしよう。」


「は?」

その2文字しか俺はそれしか浮かばない。

横で手を繋いでる秋葉はキョトンとしている。

誰かこのおっさんが言った事を翻訳してくれ。

第一、生贄ってなんだよ。意味不すぎるだろう。

俺がこんな事を考えている事はお構いなしにレーテーとか言う奴は、

「はい、師匠。」

なんて言いやがっていきなり、例の鉄の棒見たいなので、斬りかかってきやがった。

それは以前俺が斬られた、刃物によく似ている。こんな状況なので、詳しい事は解らないがとにかく似ている。

俺はそれを間一髪に避わして、秋葉を抱いて一目散に逃げた。なんて言うか不幸だ・・・

幸い足には自信があった。それを良い事に俺は後ろを見て男たちを確認した。

しかし2人のうち1人いない・・・俺に斬りかかった奴が・・・

そしてそいつは・・・

優々とそびえ立ち、荒れ狂う大地

轟々と音をたてる風

深々とそれ以外語らない景色


この文は神の器でも使いました。これが一体何を意味しているか……

分かりましたでしょうか……

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