表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
世界よ、なぜ僕に失格者の烙印を押したのですか?  作者: 燐華織
第二章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

19/35

村長との面談①

僕は言われた通りの家の前に行った。

――その道中、何度も立ち止まってしまったが重い足をどうにか動かしたどり着くことができた。


(よし、、、)


トントントンッ


僕がノックをした――だが建物の中からは物音ひとつしなかった。


(あれ、、、死んでる?)


僕は「失礼します」と言いながら、玄関のドアを開けた。

――そこにはこんな貧相の村とはかけ離れたほどの豪邸があった。


(なんだこれ、、、本当にこの村の家か?)


僕は少し不安になりながら、玄関のドアを閉めた。


(すげぇな、、、)


僕は人生で初めて見た豪邸という豪邸に少し、胸躍らせていた。

そうすると、、、


「君がうちの村を守ってくれた旅人さんかな」


そんな声がどこからかした。


「はい、、、勝手に上がってしまってすみません」


そういうと、相手は少し笑い、言った。


「別にいいさ」


僕はすかさず聞いた。


「どこにいらっしゃるんですか?」


「いるじゃないか」


「え、、、」


「上だよ」


僕は上を見ると、そこは風窓になっておりそこに40から50代くらいの男性が居た。


「今から降りるから少し待ててくれ」


そういってその人は、玄関の真正面にある階段から降りてきた。


「改めて、よろしくお願いします」


「ああ、いいよ。君の話は昨日たくさん聞かされた――良き青年が来たと…」


「いえいえ、良き青年ではないですよ」


(だって人殺してるし、失格者だし)


「そんな謙虚なところが、良き青年なんだよ――じゃあ上がりな」


「ありがとうございます」


僕は恐怖心はあるが、断るにはいかない状況に再度覚悟を決め、靴を脱ぎ、そろえた。


「じゃあ私についてきてくれ」


僕は頷いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ