落ちていく心と制裁
僕は目も開けられない場所で深く深くと重力に任せて落ちていくしかなかった。
――どんな場所でどんな状況なのかもわからない、、、
だが僕の心の中にはまだ残っていた。
(早く殺さないと二人が、、、)
僕がそう思うと同時にまた気を失った。
僕は瞼を照らす太陽で目が覚めた。
僕は空に仰向けで寝ていた。
(あれ、、、死んだのか?)
僕はそんなことを思いながら、右手を太陽の方へ上げた。
そうすると、僕の手から血が伝った。
(え、、、)
僕は急いで上半身を起こし、全身を見た。
そこには、血まみれの防具を着た自分の姿があった。
(は?何が?)
僕は周りを見渡した。
だがそこは変わり果てた血の海だった。
――家の外壁には血がべったりとつき、土には血がたくさんしみ込んで赤くなっていた。
(え、、、何があったんだ?)
僕は急いで立ち上がった。
そこには十字架と血の付いた石と人々の服、そして騎士の鎧と戦闘大臣の鎧が落ちていた。
(なんだこれ、、、)
そして僕の左腕には、血が付いて固まったナイフが握られていた。
(僕がやった、、、のか)
そう考えざる負えなかった。
僕はナイフを落とした。
(僕じゃ、、、ない)
僕は真っ赤な土に膝を着いた。
(僕じゃない。僕じゃない)
そう自分に言い聞かせごまかそうとしたが、自分がそれを許してはくれなった。
「僕が、、、やったんだ」
そんなことを、口からこぼれた――そう本心ではわかっていることなのだ。
そう思った時、一つの文を思い出した。
【己のために戦う】
僕は初めて理解した気がした。
(これは、、、そういう、、、ことか)
それと同時に思ったことがあった。
(だから僕は、、、失格者なのか)




