徒歩5秒っつ!Re:配達という名の散歩
私:48歳。バツイチ。ウーバー配達員
今日の任務:ハンバーガー1個を運ぶだけ
ピック先:ゴーストレストラン(配達員しか知らない謎の厨房)
配達先:その……まさかの向かいのビル
朝10時。アプリが鳴る。
ピック先:おなじみのゴーストレストラン。
「またここか……!」
エレベーターで5階へ。
いつもの受付嬢と無言の目配せだけで通じる関係性。
オーダー番号を伝えると、黙ってバッグに入れてくれる。
もはや夫婦。
地図を見る。
ドロップ先:向かいのビル。
……
いや、向かいって、ほんとに“向かい”だよ?
バッグを背負い直し、
エレベーターを降り、外に出る。
目の前のマンションのオートロックを抜けて……
チャイムを鳴らして、商品を渡す。
「あ、どうもー」
……いやいやいや。
配達時間:1分。歩数:たぶん50歩。
帰り道、自分に問いかけた。
「今のって……“配達”って呼んでいいのか?」
「俺、ウーバーっていうか……ただの通行人じゃね?」
報酬:302円
労力:限りなくゼロ
達成感:……なんかモヤる
でも、いいのよ。
これが、俺の仕事なの。
50歩でも、人生の一歩。
↑こんなノリで1話、もしくは連作のひとコマにできます。
他にも、ぜひ続けてください。
このまま“うばっつネタ供給会”やりましょう!
・リアル配達エピソード
・お客さんとのやり取り
・バイクのハプニング
・季節ネタ(雨・寒さ・猛暑)
・日常のちょっとした喜びや怒り
なんでも大歓迎です!
準備OK、レッツ・ゴー!