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夫婦喧嘩で最強モード  作者: 長谷川凸蔵
第2章・海岸編
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武器を選ぼう!

 エクスの同行が決まったが、当たり前だが一国の王が「じゃあちょっと行ってくるわ」と言って簡単に話が進むような物ではなく、それなりの準備が必要なようだ。


 とは言えそれは本人にとって必要な準備と言うよりは、城で留守を預かる側の準備らしい。


 エクス本人は応接室に残り、リック達と雑談しながらたまに訪ねてくる重臣らしき人物や、役人たちに指示をしている。


 リックが聞き耳を立てている範囲で多い単語は「任せる」と「適当にやっとけ」がほとんどではあったが。


 訪問者はそれなりに多いため、いちいち訪ねてくる人物を紹介されないのは助かっている。


 身分の高く見える人物ほどミルアージャを見て「あっ」という顔をするが、特に話しかけてくるようなことは無かった。


 役人達の訪問も多少落ち着いた頃、エクスがリック達を改めて順番に眺めてから疑問を口にした。


「そういやお前達、武器は? 入城時に武装を解除されたのか?」


 リックは仲間達を見回したあとでエクスに向き直り答える。


「いや、そもそも武装をしてないね」


 これは厳密には違う。長老を除けば全員『特装』は所持しているからだ。


 ただ純粋に相手を攻撃するタイプなのはカルミックの持つ特装だけで、それも今は魔石も装填しておらずその役目は果たせないので、完全な間違いとも言えない。


「元々、我々はこちらのエルフの長老様の訪問の為に貴国へ出向きましたので……戦闘の準備はしていませんでした」


 ミルアージャがリックの説明に補足する。


「だがその回帰主義とかいう奴との戦闘の可能性もあるし、闘神との戦闘も考えれば武装した方が良いだろう?」


「うーん……」


 エクスの提案に、普段から特に武装しないリックは少し首を傾げるが、肯定したのはミルアージャだった。


「そうですね、私はエクス陛下のように武芸百般……とは行きませんが、ある程度の武器の取り扱いは幼少時より訓練しております」


「私は大学の訓練で剣を少し。まだまだ武術の腕前が伴わず、扱えると自信を持っては言えませんがあれば心強いです」


 ミルアージャに続けてカルミックが答える。


「え? 二人とも武器使えるの? 凄いね」


 二人の話にリックは少し驚く。


 帝都では騎士や治安維持隊などを含めた軍属しか武装していないため、一般人があまり武装や帯剣するという意識が無かった。


(そういや二人は一般人でもないしな)


 リックが考えを改めていると、エクスが腕を組みながら思案していた。


「お前が武器を使えない方が意外ではあるがな……フム」


 エクスが少し考え事をしたあと……


──ニヤリとして、咳払いした後また真面目な顔に顔に戻した。


(あ、分かり易く悪巧み思い付いてる)


 リックが思うとほぼ同時にエクスが悪巧み? を発表する。


「お前らの武器を俺が見繕ってやろう。そのかわり、実力を測らないといけないがな。まずは魔力の量だな」


 思ったよりまともな内容だったが、まだ油断ならないとリックは警戒を緩めない。


「魔力の量なんて、わかるのですか?」


 ミルアージャの問いに、エクスは真面目な顔で──リック視点だと真面目を装った顔で告げる。


「うむ、方法がある。まずはカスガとミルアージャから調べよう」


「はい、どうすればよろしいでしょうか」


 エクスが真面目な顔を維持しつつ、自身の唇を人差し指で軽くトントンと叩いて告げる。


「キスだ」


「……えっ?」


「キスすれば、俺は相手の魔力がわかる」


「……」


「……嘘じゃないぞ?」


 ミルアージャが固まり、カスガが呆れたような顔をする中、エクスは真顔で言う。


 リックは立ち上がって、カルミックの背中を「とん」と押してエクスの前に連れ出した。


「まず彼からやろう」


 リックの言葉に、カルミックは「えっ?」と声を漏らしたあとリックとエクスを交互に見たあと、意を決したように──


「んっ!」


と唇を突き出した。


「だぁあああっ! 嘘だ! 嘘! いや嘘じゃないが握手でも構わん!」


 カルミックから顔を反らしながら、エクスが叫ぶ。


「真面目にやろうよ……」


リックが白い目でエクスを見ながら呟く。


「ふん、俺はいつも真面目だ。美女への接し方は一直線と決めている」


 不満げに言うエクスの前に、改めてミルアージャが歩を進め


「では私から」


そう言って手を差し出す。


「ウム」


 エクスがミルアージャの手を握ると……


「こ、これは!」


驚愕したあとに続ける。


「何と言うきめ細かい肌質……!」


「……」


「……いい加減、殴るよ? 王だからって」


「冗談だ。嘘ではないが」


 リックの言葉に反論しながら、エクスがミルアージャに指示をする。


「魔力を練ってみてくれ」


「はい、分かりました」


 エクスに言われて、ミルアージャは魔力を練る。魔力を練る行為自体は、はたから見ても変化はわからないが……


 エクスはミルアージャの体内の魔力の動きを感じていた。


 エクスは先程までの作った真面目さではなく、普通に真面目に告げる。


「なかなか良い『錬魔』だ。鍛えているのが分かる。次に魔力を手に集めてくれ」


「はい!」


 ミルアージャは返事をして、練った魔力を手に集中する。側で見ている者達にも青い魔力の光が見えた。


「よし、もう良いぞ。あ、手はこのままで」


「はい」


「なかなかの魔力だ。魔力の集め方も無駄が少ないが、発展途上だな。まぁあくまで俺に言わせればだが」


「はい……」


「次は俺が魔力を練る。俺の体を、自分の一部だと捉えるような気持ちで魔力を感じて見ると良い。まぁ見えやすく誘導するから大丈夫だ」


「分かりました」


 相手の魔力を見る、といった経験のないミルアージャは少し不安だったが……


 エクスが魔力を練った瞬間、杞憂だとわかる。自分の意識がエクスに向かって伸びたような感覚があり、エクスの言う『錬魔』が腕を通して伝わってきた。


 それを自分と比較して……エクスの「発展途上」という評価が、ミルアージャには過大評価だと思えた。


 エクスから伝わる魔力は、自分の物とは圧倒的な差が感じられた。噴火する前の火山が、その内部で静かにマグマを溜めながら、噴火の時を待つような──巨大な力のうねりを感じる。


「では、手に魔力を集めるぞ」


「は、はい!」


 エクスの言葉に、ミルアージャは少し緊張したような表情をして構える。


 エクスが魔力を、握手した手に集中する。


 その瞬間、ミルアージャはまるで全身が、抵抗できない程の風圧を伴った風に吹き飛ばされるような衝撃を感じる。


 先程感じた、エクスの体内で練られた魔力が、スムーズに、無駄なく、一気に自分に向けられたように思えたのだ。


 それはあくまでもミルアージャが感じたイメージでしかない。実際のところ、物理的な現象は何も起こらなかった──エクスの手が魔力によって光ったのと、その瞬間にミルアージャが全身に鳥肌を立てた以外には。


 少し茫然としていたミルアージャの肩をエクスがポンポンと軽く叩いた。


「今感じた魔力の動きや流れを参考に、今後鍛練すればいい。さっき見た感じ、二、三年真面目にやれば追い付けるかもしれんぞ?」


「そうでしょうか……正直もの凄く差を感じました……」


「そりゃあ今は差はあるな! 俺は自分で言うのもなんだが武術に関してはどうやら天才だからな!」


 褒められて気分良さそうにエクスは笑ったあと、表情を戻す。


「でも大丈夫だ! 信用して良いぞ、俺は武術の事に関しては一切妥協したことは言わんからな。ダメなやつはダメとちゃんと言うからな」


「ありがとうございます、精進いたしますわ」


 手を離しながら、ミルアージャはにこやかに告げる。


「じゃあ次はカスガ……は別にいいか、お前は武器を持って戦うタイプじゃないしな」


「うん、そういうのはみんなにお任せ!」


「じゃあ、そっちの……えーと」


「カルミックです」


「すまんな、男の名前はあまり覚えないんだはっはっは」


 そう言ってからカルミックの手を指先だけでそっと握る。


「……ミルアージャ様みたいに『ガシッ』っと握らなくても?」


「ああ、男としっかり握手してもしょうがないしな」


(この人、ある意味徹底してるな)


 そう思いながら、カルミックも別に積極的に男の手を握りたい訳ではないので、そのまま魔力を練る。


 カルミックの魔力を感じたエクスは、驚いた表情をしてリックの方を向いた。


「こいつ、魔力凄くね? めちゃくちゃ無駄遣いだけど」


「あ、やっぱりわかる?」


「ああ、こいつ魔術専門なの?勿体ないな。武術を昔から修行してたら、たぶん俺やお前と同じくらいになってたぞ」


「まぁ、魔術の修行で地道に増やしたみたいだから、一概にそうとも言えないかも知れないけどね」


「うーん、そうか……」


 釈然としない表情のエクスを見て、カルミックも複雑な心境だったが、ただ手を握っている訳にもいかず話しかける。


「この後、手に集中するんですよね?」


「いや、まずは俺のを見せた方がいいな、無駄が多いから」


 エクスにそう告げられ、カルミックは先程ミルアージャが言われていたように、相手の体を自分の一部のように感じるように集中する。


 エクスが錬魔を行う。


 カルミックもまた、エクスの錬魔の見事さと、魔力の集中時のスムーズさに衝撃を受ける。


「今の感じでやってみろ」


 そう言われて、カルミックはエクスの錬魔のイメージを思い浮かべながら実践してみるが……。


「うーん、さっきよりは大分マシだが、まだまだ無駄が多いな。恐らくもう少し体を鍛えながら、魔力を乗せるイメージが必要だな」


 エクスはそう告げたあとで、手を離した。


「まぁ、大体わかった。リックは……まぁいいか。どうせお前が魔力を乗せられる武器は限られてるしな」


「そうなの?」


「ああ、俺やお前のレベルになると、全力で魔力を込めたときに耐えられる武器は限られる。中途半端な武器なら持たない方がマシだな」


 そう言いながらエクスが腰の剣に触れる。


「例えばこの剣『リアイクム』は、隕鉄を特殊な製法で鍛えた物だ。あと有名なのは帝国のアルルマイカの持ってる『対話』と呼ばれる二本の鉈、『マイオス』と『ティアス』なんかもそうだな」


「へぇー。詳しいんだね」


「普通、武術を極めようとすれば武器に興味を持つもんだからな。まあ続きは俺の武器庫に行ってからにするか」


 そう言ってエクスは使用人を呼んだあと、全員についてくるように指示をして部屋を出る。


 エクスの案内で着いた先には鉄製のやや大きい両開きの扉があった。エクスの指示で使用人が扉の鍵を開け、中に入る。


 リック達もそれに続いて武器庫の中へと入った。


 武器庫の中は採光が不充分のため暗い。


 使用人が入り口の、肩幅ほどあるT型のハンドルレバーを回す。かなり力が必要なのだろう、回す速度はかなり遅い。


 レバーの裏にある二本の鎖がガラガラと音を立てながら片方は上へ、もう片方が下へと動くと、天井が部屋の入り口から見て左右に開く。


 天井から光が取り込まれ、正方形の室内の全貌が姿を見せる。


 リックは中を見回した。


 使用人含め七人ほどがいても、かなり余裕のある空間だ。何も置かなければ数十人は無理なく入れるだろう。


 その壁面や、設置された武器立てに、数え切れない程の武器が収蔵してある。


 剣が多いが、槍や弓など他の武器も幾つか目に入った。


「ほう、見事じゃのう」


 最後尾を付いて来ていた長老が感心したように呟いた。


「これが俺の武器コレクションだ、とはいえ俺の魔力に耐えられる物は少ないから、ほとんど部下への褒美用だがな」


 そう説明しながらエクスは奥へと進み、二振りの剣を選んだ。


 リックから見ると一本はかなり慎重に、もう一本は無造作に選んだ様に見える。


 エクスは慎重に選んだ方をミルアージャに、適当に選んだ方をカルミックに渡す。


「二人の体格に合ったものを選んだ。なかなかの業物だぞ」


 渡された剣を手に取りながら、ミルアージャが尋ねる。


「試してみてもよろしいでしょうか?」


「ああ」


「では失礼します」


 エクスの了解を得て、ミルアージャが鞘から剣を抜く。


 白金色に輝く、美しい片刃の剣が姿を現す。


 刀身はそれほど長くは無いが、それなりに重い。恐らく鉄と魔鉱の合金だが、魔鉱の比率がやや高いのだろう。


 周囲に当たらないように注意しながら軽く振る。


 エクスの見立てが良いのか、剣の重心や握り心地など、初めて持ったとは思えないほど違和感が無い。


 むしろ、普段帝都で練習に使用している剣よりも持ちやすい。これなら少し練習すれば、すぐに戦いに使用できるだろう。


「見事な剣ですね、そして陛下の見立ても素晴らしいです」


「ふっふっふ、武器と女の見立てには自信がある。その剣の銘は『テオソーフ』、古語で叡智という意味らしい。聡明な皇女殿に名前もピッタリだ」


「そんな……ありがとうございます」


 ミルアージャが珍しく照れたように俯く。その様子をみて、「はいっ」と手をあげてカスガが口を挟む。


「エクス(にい)!」


「何だ?」


「それ、今適当に考えたんでしょ? 良くできてるね!」


「なわけあるか! 武器の事で嘘はつかんわ!」


「……って言われちゃうよ? 私はともかく、あまりミルを口説いたりして困らせないようにね。私は聞き流せるけどミルは真面目なんだからね?」


「ふーむ、美人を困らせるのは本意ではないが……それにお前も聞き流すな」


 二人がそんな話をしている中、後ろで剣を試していたカルミックが、申し訳無さそうにエクスに言ってくる。


「あのー、これ私には少し重いようなのですが……」


「甘えるな、鍛えろ」


「……」


 エクスはぴしゃりと言い放つ。カルミックも銘が気になったのだが聞ける雰囲気では無かった。


「あとはリックの剣だな……とは言え選択肢はほとんどないが」


 そう言ってエクスは、一本の剣を持ってリックへと手渡す。


 リックは受け取った剣を見る。造形はやや古く、最近の剣では無いのだろう。長身のリックが持っても少し長い様に感じる。


「その剣の銘は『レイカル』、伝説の一振りと言えるだろう」


「ええっ! 『レイカル』!? まさかそんなものまで陛下はお持ちなのですか!?」


 エクスの言葉に、珍しくミルアージャが興奮したように声を上げた。普段見ることの無いミルアージャの様子が気になってカスガが聞く。


「有名なの?」


「有名も何も……『闘神』の名前の由来となった歴史に記録された初の闘神、竜神族の『東進王』パルルイーザの愛剣です」


「東進王はなんか聞いたことあるかも?」


「約五百年前、竜神谷から大陸全土を占領する勢いで侵攻したパルルイーザは、その圧倒的な武力から『闘神』と呼ばれ、敵はもちろん味方にも恐れられました」


「え? 敵はともかくなんで味方も?」


「最終的には現在のネリア王国北部の戦場で闘神化し、敵味方区別なく大量に虐殺して姿を消したと言われています。そのパルルイーザのあだ名がそのまま『闘神』の語源になったのです」


「えー、そんな武器なんか不気味じゃない?」


 気味が悪そうに表情を歪めるカスガを見て、少し笑みを浮かべながらエクスが説明を引き継ぐ。


「剣自体は本物かはわからないが、竜神谷の沖合いに存在した離島、ランティースで同時期に鍛えられた他の剣とデザインが酷似している。そしてこの刀身の長さ、俺が試した際の魔力の通り方、以上から考えれば恐らく本物だろう」


「もし本物なら武器としてはもちろん、歴史的価値を考えれば……国宝どころか大陸の至宝ですわ。ランティース自体もう存在しないわけですし……」


 ランティースは約二十年前に七大災害のうち二つを発生させ、消失している。


「パルルイーザか、懐かしいのお。先代長老と仲が良くてな、ワシも何度か会ったことがある」


 話を聞いていた長老が、感慨深げに話す。ミルアージャはどのような人物だったのか聞きたそうにしていたが、まずはリックの剣が先だろうと沈黙を続けていた。


「とりあえず振ってみるがいい、魔力がどのくらい通るか試しながら、な」


「うん、わかった。いやーそんな凄い武器緊張しちゃうなぁ」


 エクスに促され、リックが鞘から剣を抜く。隕鉄で鍛えられた、やや黒みがかった両刃の剣はかなりの長さのため、腰に差して携帯するのは無理だろう。咄嗟の取り回しは難しく思える。


 上段に構えながら魔力を込める。


 刀身が青く輝き、魔力に共鳴するように震える。不可聴の音がしているのか、少し耳が詰まったような感覚がある。


 リックは力一杯魔力を込めて振り抜いた。


 ピシッ!という音と共に、刀身が根元から折れ、すっ飛んで行く。


 壁に突き刺さると「ドゴォン!」と激しい音が鳴り響く。かなり丈夫に作られているはずの部屋が、衝撃で震える。


 衝撃が伝わり、立て掛けてあった武器が次々と倒れる。折れた剣が突き刺さった壁は崩れ落ち、その周辺の武器は無惨に破壊されていた。


 音が鳴り止んだことをきっかけに、沈黙が訪れた。


 その沈黙を破るように、バランスを保っていた剣が、時間差で「カラン」と音を立てて倒れ、再び沈黙が訪れる。


 次に沈黙を破ったのはエクスだった。


「リック、お前素手でいいわ」


「うん……」


 リックの返事と共に、三度目の沈黙が訪れた。


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