オタクは地に潜るべきなのか
カッとなって書きました。後悔はしていません。(顔真っ赤)
私は最近よく思うことがあるのですが、アニメやサブカルチャーが表に出過ぎではないでしょうか。
まぁ、主流文化になりそうなものもある今アニメや漫画をサブカルチャーと呼んでいいのかは分かりませんが。
別にメディアに取り上げられる事も不特定多数に情報を広げる事も何も思う事は無いのです。ですが電脳上ではなく現実世界での公の場での自己紹介で、自らの事をオタクと称する人間は増え、中には自分の好きなアニメは〜などと言っている方々もいます。そういった方々はそれに付随するデメリットやTPOなどを考えていないように感じるのです。
例えばアニメが好きと一言で言ってもハーレムものが好きなのか、ダークなものが好きなのか、日常系が好きなのかは分かりません。しかし〜が好きと具体的に自ら言っている方々はなんというか自らの性癖を堂々と語る人と同類に見えてしまうのです。
ある程度仲良くなっている人で尚且つ互いの趣味嗜好を知っていて信頼関係が築けていてもこの手の話は好き嫌いが別れるのに、会話の流れで言うならともかくほぼ初対面や交流が無い状態で性癖を暴露する人間を考えてみて下さい。まぁ、この見方は私の価値観からの見え方である為論理のすり替えのようなものなのですが、ここまで酷く見えなくてもそれに近い見え方をする場合があるという事です。
別にアニメを見る人、ラノベを読む人や漫画を読む人が嫌いとかそういう話でもないのです。私自身アニメとラノベと漫画とゲームに囲まれてそれに接して生きてきましたので特別に隔意がある訳では無いのです。自分から前に前にとオープン思考に成れないやつの嫉妬かと言われるとそうなのかもしれません。
でも、なんでしょうか、例えるなら内輪ネタを外で言ってスベる人を見ている気分なのです。多分。内輪ネタを理解出来る側から見ていると無性に恥ずかしくなるのです。
棲み分けは重要です。特にこのジャンルには性的なものが含まれている事が多く、入門編の作品としては不適切なものもあるのです。
向日葵の咲かない夏は良くてPSYCHO-PASSはダメな理由はなんだ!とかNo.6やバッテリー、ダレンシャンはよくてFreeやLOVESTAGEはダメなのか!というとですね、文学作品は良くも悪くも広く知られているし広く親しまれていてもう棲み分けが出来ているのです。
私はハイスクールDxDを最初に見てハマりました!とか、咎狗の血見てハマりました!とか、確かに面白いんですよ……?面白いんですがね……?
アイドルはまぁ、昔と特に変わりは無いんじゃないでしょうかね。時間とお金が余っている、若しくは使い道が見つからない人が選択することの多い趣味の一つです。人同士の関わりが少なくなったからこそ、いつもライブや握手会に行ってアイドルの方と短くてもおしゃべりをして握手をして、次に来たときに顔を覚えてもらったりした時には男性であろうと女性であろうと嬉しいでしょう。
これはそもそも大衆向けの綺麗なものでしたからね。だからこそ写真週刊誌やスポーツ誌などがセンセーショナルな話題としてゴシップなどを書くのですし。
それが行き過ぎるとまたややこしい偶像崇拝みたいになりますのでアイドルや有名人も人だと言うことを忘れなければ普通の問題は起きないでしょう。まぁこれを語ると横道に逸れ過ぎるのでやめましょう。
アイドル界隈の彼ら彼女らは棲み分けがある程度出来ているように私には見えます。まぁ私の見えている範囲ですから群盲評象なのでしょうが。
しかし何故サブカルチャー関係の棲み分けはし辛いのでしょうかね?ネットにある類似意見を得て自信を得ているにしても流石に表に出過ぎです。最初は支持層が低年齢だからかと思っていましたが、別に高年齢層が少ないという訳でも無いんですよね。
偏見があるからという意見も聞いたことがありますが今は昔に比べればですが割りと一般化されて来ましたしね。
次に考えたのは漫画とアニメとライトノベルの境目が無くなり過ぎたからかなぁとも。この漫画は大ヒットしてるから知らないみんなにもウケる!みたいな。それはその界隈での話であって一般大衆向けとしては分からないんですよと。
さらに最近ではエロゲ(18禁ゲーム)産、乙ゲ(乙女ゲーム)産アニメも一般化して久しいですし。このなろうからもアニメ化作品は続々と出てますしね。
漫画やアニメなど創作物はすべからく製作者の価値観や思想の塊だと私は思うのです。なので文学作品は大丈夫でラノベは駄目みたいな風潮も私は嫌いです。一般文芸作品にもバカみたいに濃い濡れ場があったり性的な描写もありますよ。それは構成上の設定の一部だ、表現の技法や登場人物の心情を描くためには必要なのだとか言う人もいます。しかしその描写に意味があるかないかは今は一旦置いときますが、それらは同じものだと思うのです。
つまりそういう作品もあるということです。良いか悪いかは私には判断できませんし、そういった作品が大量に情報発信して不特定多数に公の場で情報を公開することはどうかと思いますが。
別に推理小説を読んでいるから人を殺したいわけでも無いし、スプラッタものを読んでいるから同じような場面を作ったり見たい訳ではない人もいるのです。同じように少女が出ている作品を読んでいればペドフィリアでロリコンでFPSをしていれば残虐性が高く凶暴性ありなどと偏見を植え付けること自体がおかしいのだと思います。逆の場合が絶対に無いと言えて、現実に起こればお前はどうするのかと言われると閉口するしかありませんがその理論でいくと地球上の娯楽という娯楽ははほぼ全てなくなってしまうでしょう。そういった意見を言っている方にはこれも論理のすり替えになるのですかね?
さて、感情に任せて書き殴りましたが、総括すると押し売りはやめましょうと他人の価値観も尊重しましょうという事です。
あと、人の目は気にしましょう。負い目があるかないかは関係なくです。
これらを忘れたものは碌なものでは無いですし、碌な目に合いません。
きっとこれは他の物事にも言えることだと思いますが、これが好きという自己主張と、だから貴方も好きになって?、こういう考え方をして?という押し付けは同じでは無いのです。
なのでこのような駄文を読んで下さった皆様も気を付ける事をオススメします。
まあ、これも価値観の押し付けですかね。自分で言っていてクレタ島の人みたいな気持ちになってきましたのでここで終わりたいと思います。
では、最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
〜2016年の秋アニメは一体全体どこに向かっているのでしょうか……?という疑問を覚えながら〜
皆さんはこの駄文を読んでどう思いましたか?
なにか一つでも爪痕を残せたのであれば嬉しく思います。
感想、評価、筆者への罵倒はご随意にどうぞ。