天誅!
あれれ・・・
神様帰れまテン発動?
「どういう事だ・・・!帰る事も出来ないなんて!」
嫌な予感がしてならない。
何が原因か考えれば、思い当たるのは一つしかない。
「フェーナか・・・」
それしかない。
しかし、何がどうなってるか見当がつかない。
「呼びました?」
「うーむ、フェーナのやつが。いやしかしあいつに何ができるろいうのだ。だが・・・」
「あのー、さっきからどうしたんですか?」
「フェーナのドジスキルと俺が与えた力が超融合を起こしてパルプンテ?」
「聞こえてないみたい。えいっ!」
「イッテーーーーーーー!」
いきなりデコピンされて後ろに転んだ。
スゲー痛い。
「そんな大げさな。ただのデコピンですよ?」
「てっェェ!お前はフェーナか!命の恩人である俺に何をしやがった!!」
「デコピン?」
「ソレじゃねぇぇ!・・・いやソレもだ謝れぃ!」
「ごめんなさい」
「というかデコピンはどうでもいいんだった」
「えっ??」
「お二人さん。ちょ~といいかな?」
見知らぬガラの悪そうな男が話しかけて来た。
見覚えは全くない。
神に誓ってない。
神は俺だけども・・・。
「あ、・・・」
フェーナはなぜか怯えてるようだ。
人見知りだったのか?いや見えてない筈だし見た目は関係ないか。
「誰だか知らんが、今世界で一番重要な話をしてるんだとっとと失せろぃ!」
ガラの悪い男の顔が引きつるなかなか醜い顔だ。
「いい度胸じゃねぇか。昨日ぶりだってのによ~」
「じーーー。やはり知らん帰れ。ゴートゥーヘル!」
「ソレ!家じゃなくあの世だからな!ケンカ売ってんのかゴルァ!!」
「た、たぶん昨日私を襲ってきた・・・」
なるほど。
フェーナを襲ったクズ共の一人らしい。
知らなかった。
神に誓ってとか言ったが神は俺だからセーフだよな!
素晴らしい俺様がルール。
さいこーーーーーー!
「なるほど、昨日フェーナの処女を奪った男か」
「きゃーーーーーーー!何言ってるんですかーーーーーーー!」
「うごっ!!やはり貴様がラスボスか・・・」
今度は腹にフェーナの拳が入る1mくらい上に飛んだ気がする。
が、気絶まではしない。
超痛いっ!これ気絶した方が楽だったんじゃないか?
「こっち無視してコントやってんじゃねぇ!!」
「した覚えはない!んで、お前は何しに来たんだよ?」
「そりゃ、モチロン。仕返しにだぜぇ食らいな!!」
ガラの悪い男が殴りかかろうとして止まる。
「く、・・・そ。どう、なってやがる・・・」
「ふっ。どんな強力な一撃だろうと当たらなければどうと言う事は無い!」
ダメ神は余裕の態度でゆっくり拳を振り上げ勢いよく殴る。
「お前が弱いんじゃない。俺が強すぎるだけだーー!天誅!」
勢いよく突き出した拳がガラの悪い男の腹に当たりその衝撃が突き抜ける!
「い、いてーーーーーーーーーー!!!」
突き抜けたダメ神の拳に衝撃が!!
「なんで、殴った俺の手がいてーんだよ!!」
「知るか!お前から殴って来たんだろうが!」
「イテーー!なんか手が赤くなってるし、イテーーーー!」
地面の上で右に左に転げまわるダメ神にその場がシーンとなる。
そこに現れたるはフェーナの育ての親サガッツ様。
いや、様なんてつける必要はないなガサッツさんでいい。
そういや今日は店を休むとか言ってなかったか?
それに昨日の今日でフェーナを一人で外を歩かせる訳もないかサガッツがいても不思議じゃない。
「ん?これはどういう状況なんだ、フェーナ?」
「サガッツさん。あ、あの男の人が昨日襲ってきた人で仕返しに・・・」
昨日の事を思い出しそうになったのだろう。
声のトーンが少し下がっている。
「ほぉ、フェーナがずいぶん世話になったようでぇすまなかったなぁ」
「あ、あはは。そ、それほどでも・・・?」
「ついては、そのなんだ。俺も仕返ししてもいいよなぁ?可愛い娘の為に・・・」
「え、遠慮します」
ガラの悪い男はすごい動揺している、どうやらサガッツはそれなりに知られた強者なのだろう。
「遠慮は残念だが。できねぇーんだよ!!!」
「ぎゃぁぁぁぁっぁぁぁぁ!」
所で気になったのだがどうして殴る蹴るで服まで破けるんだ・・・?
ガラの悪い男の服は胸元から下まで無残にも破けてる。
鍛えてるのだろう腹筋には殴られたのだろう拳の跡が・・・。
ガラの悪い男のズボンはもはや見る影もなくベルトだけが残っていた。
ブリーフのパンツだけがかろうじて助かったようだが見ていて・・・。
うげぇぇぇぇ!!気持ちワルっ!!
見ないようにしよう!!
「お前は、昨日のフェーナの恩人。改めて礼を言わせてくれ!ありがとう!」
出された手を握り握手した。
ガラの悪い男を殴った時より痛くて手が腫れました。
この親にしてフェーナありか・・・。
そして俺はこれからどうすれば・・・。
教えて!神様!
神様俺じゃん!!
急に寒く感じる事が増えた為か。風邪ひきましたorz