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盲目な少女

 泣きたくなった・・・。


 だが、そんな事はもう忘れよう。俺には野望もある落ち込んでばかりもいられない。

 飯でも食べてさっさとこの世界を消して作り直そう。

 おっと間違えたマズかったら作り直そう。

 もう作り直すでいいんじゃね・・・?


 適当に街をぶらつきながらすれ違う人の考えを読み取りながら、良さそうな店を探す。

 ちなみに神は食事を必要としないが、味覚はちゃんとある為うまい食い物がある世界は評価が高い。

 

 ここが良さそうだな。


 大きな宿屋のようだが、1階はレストラン?いや酒場か?

 よく分からないがそこそこ賑わっている。

 つーか騒がしい気もする。


 出入りする人は魚介を使った料理が絶品だと評価してるやつが多い。

 他の所ではあまり印象に残らなかったのか料理に対して曖昧な評価してるやつが多かったしハズレはないだろうとそこに決めた。


「いらっしゃいまっ・・・。あうっ」


 店に入ると扉についていたベルの音なり、駆け寄ってきたウェイトレスの少女が目の前ですっころんだ。

 歳は16か髪はショートで黒髪、瞳は灰色で少々不釣り合いな感じがするものの全体的に見てカワイイ部類なのだろう。

 胸も大きいなよく揺れる。


「し、失礼しました。あの、ご宿泊ですか?それともお食事ですか?」

「フェーナ!どこ見てやがる!反対だ反対側!」

「は、はい!」


 立ち上がったと思ったらコチラを見ずに明後日方向に一礼して接客しようとしたウェイトレスは奥のカウンターいるこの店の主人と思われる男に怒鳴られた。

 気になったので店主の考えを読み取ってみる。


 なるほどな。コイツ目が見えてないのか。しかし・・・。


 他の客の考えてる事も読み取ってみたら、このフェーナというウェイトレス目当てで来ている客もいるようだな。

 隙を見て痴漢まがいな事をしようと考えてる者もいるもよう・・・。


 こういう奴がいるならやはりこの世界は終らせた方がいいのかもな。

 痴漢のせいで世界が滅びるとか他の神が聞いたら爆笑されそうだな。


 実に面白そう。

 やべっうずうずしてきた。

 おらワクラクしてきたぞ!


「お見苦しい所をお見せしてごめんなさい!あの、ご宿泊ですか?それともお食事ですか?」


 と、落ち着け俺。まずは飯だ。


「食事でたのむ」

「今あちらのカウンターのしか席が空いてなくて、そちらでいいでしょうか?」

「えっ?見えないのにどうやって把握してるんだ?」

「・・・えっ?どうして分かったんですか?」

「神様だからな」

「えっと・・・」


 しばしの沈黙のち店内で爆笑による大合唱。


「オイオイ~!神様ってマジかよ!お腹イタイ~」

「ククッ神様は無いわ~!」

「面白い!もっとやれ!」

「頭どっかうったんじゃねぇか?」

「ひっくッ・・・。のみゅすぎたんッじゃねぇ?」


 やっちまった・・・!


 フェーナはどう反応すべきか困ってるようだった。


 俺は無言で時間を止めた。

 そして叫ぶ。


「ホントに神様なんだからいいじゃないかーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」


 時間を止めたが為にどれだけ叫んでも、怒られることも変質者に見られることもないから力一杯叫んだ。

 そして息切れ&のど痛めた。

 俺はバカか・・・。

 プチ反省。

 

 さて、さっきの発言を無かった事にして。聞き出すのも面倒だし記憶を覗かしてもらおうか。


 ちなみに時間を巻き戻すのではない。

 基本的にそれだけは神でも出来ない。


 だからこそ言おう時間は有限にして大事にすべきものだと!

 神は不老でもちろん寿命なんてものもないので気にしないがな、えっへん!

 羨ましいだろ?


 あーハッHAHAHAHAHAHAHAHAHA~


 すまん調子のり過ぎた・・・。

 どうも脱線が過ぎたな、話を戻そう。

 時間を巻き戻さず記憶から消すのだ。

 記憶を消すには対象の頭に手のひらを当てて一人一人記憶を操作していく必要があったりする。

 

 面倒だが作業的にこなしていく。

 最後にフェーナの記憶を消すついでに記憶を覗いていく。

 ちなみに記憶を読むと考えを読むのは同じではない。

 水面を見るのと深い水底を見るようなものなのだ。


 なのでいちいち記憶操作と同じで手のひらを対象の頭に当てなければならない。


 マジカ・・・。コイツすごいな。


 何がすごいってコイツノーブラだ・・・。

 合うサイズがないらしいし、オーダーメイドだと高くて手が出せないらしい。


 てソコはどうでもいいいい~~~~~~~~~~~~~~~!


 マジでどうでもいいですね、ハイ。

 反省反省。

そのうち神さんにも名前振ろうと思うもののいっそ名無しのままで行ける所までやってみるのも一興かもしれないと思わなくもない。

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