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第八話:てめっナメてんじゃねーぞ2

校庭での第一競技の玉入れの準備をしていた景色を校舎から眺めている人影があった。


「くそっ!なんで中止にならないんだ?門が不審に壊されているんだぞ?この学校は狂っているのか?


こんなことになるなら断っときゃよかったな...」


「そうだな、狂ってんのはお前だクソ天使。」


「!、だれ...」『ファイヤーインファイト』


ーーーーーーーーーー十分前ーーーーーーーーーー


「先生に言わなかったけど、大丈夫か?」


「まぁ、配られた紙に体育祭中は校舎内に戻るなと記載されてました。」


「あぁー、終わった...怒られるときは一緒だからな?」


「いえ、私には『ステルス』がありますので。」


あぁー今こいつのことちょっと嫌いになったかもしれない。


「レイ様!発見いたしました。」


「お!案外早かったな。」


「この先の渡り廊下をわたった先の階段を上に行くと奴がいます。」


「でかした!」


今の場所は南校舎の二階だから、北校舎の三階か。


ーーーーーーーーーー現在ーーーーーーーーーーー


「いやーまさか俺ら以外にも技が使えるやつがいたとは、また不意打ちの攻撃を防ぐとはやるな。」


「誰だおめー?」


「別に俺の名前なんて知る必要はないさ。」


「けど攻撃してきたってことは敵だろ...なるほど、敵はおめーと下で結界張ってるやつか?」


こいつ意外と察しがいいな。


念のためにアイザスには、結界を張ってもらって回りへの被害を最小限にしてもらっている。


「ふ~ん。こんなとこにお前何しに来たんだ?」


「そんなやすやす答えると思うか?」


「そうだな、じゃあ実力行使だ。『テレスメラ』」


「そんなの食らうかよ、「コラープス」」


相手がそう唱えると俺の技がボロボロと崩れた。


おっ出してきたか、『崩壊』の技...コラープス、日本語で崩壊か...


たく、俺の技を崩してきやがった。


たぶんこっちがどんな技打っても崩されるな...


「お前の『能力』は崩壊か?」


「あぁ、それがどした?」


「門を壊したのはお前か?」


「なんだそんなことか?そうだったらどうするんだ?」


「いやーそれを少し楽しみにしてた女がいてな...


まぁそんなとこだ。」


『テレスメラ』


「何回やっても無駄だ。『コラープス』」


いや、そうじゃないんだよな。


そんな馬鹿正直に打つわけないだろ。


『ウォータージェブ』


炎と水がぶつかり煙が上がる。


「なっ!おめぇ水魔法も使えるのか⁉︎」


「たまには自分で考えたらどうよっっ!!」


「ぐっっ!」


おっしゃ蹴りヒット〜。いい感じかな?


「おめぇふざけやがって...目眩しからの


蹴りだ〜?」


「まぁ今日、壇上の奴らが言ってたことなんて守るわけねぇだろ。勝てばいいんだよ勝てば。『ウォータージェブ』」


「くそっ、『コラープス』!」


あっまた崩された。


けどまぁだいたい分かったな。


まず一つ相手は多分『コラープス』しか使えない。


次に相手は二つ以上の同時の技は対応できない。


あとこれは勘だが...


「なぁお前のその『コラープス』ってやつ、触れられるものしか無理じゃねえか?」


「なんでそれを!」


「だってお前技は消せるのに煙消してねぇじゃん。あとその反応で分かるわ。」


外を見るともう第3競技に入りそうだし...


終わりにするか...


『サンフラッシュ』


「ぎゃっっ!」


からの『テレ...


「そんなん見なくてもわかるわ!『テレスメラ』だろ!」


ポート』


「はっ?」


「いやー惜しい、『テレスメラ』じゃないんだわ。けどおかげで裏取れたわ。」


「まっ待っ...」


「待たねぇよ。『ファイヤーインファイト』」


ドドーーン‼︎‼︎


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「えっ!今校舎から音が...う〜ん疲れてんのかな?」


「どうしたのゆいか?」


「あっ、そうだよーあやちゃーん。れいくんが見つからないよー」


「あぁー分かったから泣くなよ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「レイ様!大丈夫ですか!」


「あぁ大丈夫だ。」


煙まみれの埃まみれだけどな。


「とりあえずこいつは連行。なんか知ってそうだから。」


「じゃあ『あそこ』に運んでおきます。」


「よろしく頼みたいけど、今から間に合う?」


「大丈夫かと、そしてレイ様もうお時間です。」


「そうかもうそんな時間か...」


窓から校庭を見るともう三競技目の選手たちが退場をはじめていた。


「わりぃ、もう行くわ。あとよろしく。」


「はい。行ってらっしゃいませ...」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「れいくーんどこー?」


私、恋葉結可は今ピンチです。


だって、ペアがいないんだもーーーん!


「うわーん、れいくーんどこーー?」


「そんな叫ばなくても聞こえてるわ。」


「あっ!れいくーんよかっ...どしたん?そんな汚れて。」


帰ってきた彼の体操着は汚れまくっていた。


「あぁー、『係の仕事』が結構汚れ仕事だったからな。」

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