第五話 約束しましたからね。
俺の名前は、レイオン=アルバーテッドという。
今は、阿留都冷という名前でとうしている。
この前は、話が密密すぎて大変だったが、まぁ何とかなりそうでほっとした。
今では平和な日常を過ごせて...
「いい忘れていたが、今月末に体育祭がある。」
担任クソゴリラがこんなことをいうまでは...
「綾、競技何にした?」
「なんか、先生からの8×100mリレー出ろって言われた。こいはは、どうなの?」
「私は、足早くないからな~...あっ、そうだれいくん!」
「誰かと思ったら、こいはだったか、 どうした?」
「えっと、レイ君ってもう出る競技決まってる?」
「決めてない、ってかそもそも何の競技があるか知らない。」
「お前、ちゃんと先生の話聞いてた...?はぁ、はいこれ。」
桐谷は、そう言うと俺に競技が書いているプリントを渡した。
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・8×100mリレー※ ・障害物競走 ・借り物競争 ・二人三脚※ ・騎馬戦 ・玉入れ※
※が入っているものは男女混合競技です。
なお騎馬戦は、男子の部女子の部と別れます。
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へぇ~案外ちゃんとしているな。
「ありがとう、桐谷。」
「ん、次からちゃんと人の話聞けよ。」
こういう時に母属性つくんだよなこいつ。
「で、れい君。何の競技出るか決まった?」
「う~ん、足の速さには自身がないからな...」
「じゃあ私と一緒に二人三脚でない?」
「別にいいけど何というか...」
「ん?どうしたの?もしかして私と一緒で意識しちゃう?」
「なわけねえだろ、自意識過剰女」
「や~綾ちゃん、レイ君が怖い~。」
マジでこいつこのニアニア顔で何を言いやがる...
俺じゃなきゃ飛んでるぞ。
「どうしたのれい?体育祭の競技の話?」
お!曾澤か。
「あぁ、ちょうど二人三脚になったところだ。曾澤は?」
「8×100mリレーに決まったよ。」
「あっ!うちと一緒じゃん。よろしく。」
「あ~、桐谷さんもリレー?それはとても心強いね。」
え?どういうこと?
「桐谷?お前って足早かったっけ?」
「れいくん知らないの?綾は陸上部で100m全国出場してるんだよ。」
へ~、知らんかった。
「いや、あれはまぐれだし。」
「またまた謙遜しちゃって。」
「ていうことは、桐谷がアンカーか?」
「うん、なんか先生から言われた。」
これは面白いな。楽しみになってきた。
「あっ!そういえばれい、『係がある』から行くよ。」
「あ~、そうだったわ。じゃーな二人とも。」
「「じゃあね。」」
さて曾澤が『係がある』といっていたから多分...
「うん、ここならだれもいなさそう。」
「そうか。」
「では、申し訳ございません魔王様、多くの私語をお許しください。」
「別にいいよ、バレないためにやってくれてるんだし。」
そう『係がある』は、アイザスが、俺と二人で話したいときに使うメッセージだ。
「それでは、要件を伝えさせていただきます。魔王様、ご承知だと思いますが『魔法の使用』は体育祭の時には一層気をつけてください。体育祭には生徒のみならず生徒の保護者もいらっしゃいます。」
実はイメージが慣れてきたおかげか、魔法も楽に使えるようになった。
「あぁ、分かっている。」
たしかにアイザスの言うとうりだ。
「どこに天使教やつらが潜んでいるかわかりませんので。」
「分かった。約束する。我がレイオン=アルバーテッドの名において。」
そう俺を心配してくれるお前やこいは、桐谷のために...
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えっと...この前の言葉は取り消しだ。
守れるわけがない。
なぜこう思っているかだって?
いいだろう教えてあげよう。
「おっとっと、うわぁーー!!」
「ドサッッ!」
これで一体何回目だ?
「痛てて、またやっちゃった。」
「あのーなんで声を出しているのにどんどんタイミングがずれていくの?」
「知らない!この足が悪いんだ!私のせいじゃない!」
おいおいとんでもねぇ奴だぞこいつ。
「もしかして、もしかするけど、こいはって運動音痴?」
「......ふぅー、今日も空が青いね。れいくん。」
「おい、話しずらすなクソ音痴。」
「ひどい!そこまで言うなんて信じられない!」
「お前の運動神経のほうが信じられねぇよ。」
はぁ~、マジでどうしよう。
倒れそうになると、痛みを減らすために、反射で風魔法を使ってしまう...
これ本番で誤使用してもおかしくないぞ。
あぁ~アイザス君僕は約束を守れそうにないかもしれない。
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「ハックション!」
「どうしたの曾澤大丈夫?」
「いいや、大丈夫です。ちょっと背中に悪寒が...」
「そう?無理しないで休憩とって。私がアンカーだけど、あんた7走なんだから。休んでもらったら困る。」
「はい、ありがとうございます。」
...昨日あんなこと言ってたけど大丈夫かな?
魔法使わないよね?
と自分で考え込みリレーどころではない曾澤なのでした。
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第五話 約束しましたからね。




