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君と出会うまで

キツイ


突然だか、俺は転生してしまったらしい。


転生した直後は、目の前に現れた鉄の物体(車)が俺に


ラッパ(クラクション)を吹いていた。


俺も最初はわからなかったが、上についている看板で場所がわかった。


「しっ、しぶや?」俺の世界でも使ってる字だったが、こんな地名あったか?


ここで俺はここは俺と違う別の世界に来てしまったことがわかった。


だから転生と決めつけることにしたわけだ。


さて突然だか自己紹介といこう。


俺の名前はレイオン=アルバーテッドだ。


まぁ軽くレイとでも呼んでくれ。


こんな俺でも、魔人族の国、


魔道国連邦まどうこくれんぽうの国王、すなわち魔王だった。


ここに来るまではだけど...


俺の世界には六つの種族がいて魔人族、天使族、エルフ族


ドラゴニュート族、獣人族、そして『人類』...


この世界の生物を見るに人類ばっかだな。


他の種族はいないのか?


「とりあえず飯だな。」


どんな世界でも飯はあるだろう。


「さけ、タバコ...?」


酒ということは酒場だろうか?


「邪魔するぞ。」


入ると様々な物品が置かれていた。


「100...200...」商品の値段だろうか?数字が書いてある。


「まぁこれぐらいでいいだろう。」


私はやきそばパンなるものを手に取りそのばで食べようとしたが...


「お客さん!金払って!」


そうか先払いだったか...


「それはすまない。228だよな?」


確か...あっ、あった。


『ジャラジャラカランッ!』


「あの〜...お客さんこれは?」


「何って金だろ?だから金きん228グラムだ。早く受け取れ。」


「いやいや!お客さん硬貨は?」


「硬貨?なんだそれ?それより早くしろ。」


なんだこの人間?手際が悪いぞ...こんなものが俺の部下だったらすぐ消し去って...


「ちょっ、ちょっとお兄さんス、ストップー!!」


この酒場なんだやけに騒がしくないか?


てか誰だ?この目の前の小娘は?


「お会計に本物の金出す人いないでしょ⁉︎


ここ日本だよ?」「日本?何だそれは?」


「あっもしかして外国の方?...にしては


日本語流暢にほんごりゅうちょうすぎない?」


日本?外国?日本語?ほんとに何を言ってるんだ?


「もういいよ。私が払ってあげる。


えーと何円ですか?」「に、228円です。」


「はーい、えっと、ひー、ふー、みー、


これでいいですか?」


「300円お預かりします。そして72円のお返しです。ありがとうございました。」


本当になんだったんだ?まったく...


「はい、これ君の。」「あー、ありがとう」


「そうだ、私払ったから半分食べさせて。」


え?あっ、もう半分にしやがった...


「金は払う。」「いやいいよそれ全部持ってると重そうだし。」


なんだコイツ『アイテム収納』持ってないのか?


「ん〜〜!これ美味しい!次から私もこれ買う。」


無邪気な笑顔、揺れる茶色の髪、黒の綺麗な瞳...


「お前名は?」気づいたら声に出していた。


「ん〜?私?私の名前はね、恋葉結可!


ゆいかって呼んで!」


「こいはゆいかか...。」


こいつは転生も悪くないかもな。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




第一話 君と出会うまで

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