寝顔に猫
「スピー...スピー...」
うーん...私のためにご飯...
お風呂入るのめんどくさい...
「・・・トコッ...」
耳猫触らせ.....
今日一緒に寝よ.....
「スピー...スピー...」
「パフッ...」
「スピー...........」
・・・・・ん?
(なんだ?随分呼吸が苦しい...)
「スー...」
(頭が重い...それと鼻に当たるこれは...)
んー.....(私は半分寝た状態で自分の顔を触わった。)
「ペチッ...」
「みゃあ!」
・・・みゃあ?
(私は寝ぼけながら目を開けた。)
・・・なにこれ
(私の視界は見たこともない、意味の分からない景色が広がっていた)
何だこの景色は...
それと私の顔を触ってるのになんだこのもふもふ...
「みゃあっ!」
猫みたいな鳴き声がするな...
「ん?」
(私は顔のもふもふを探る)
うーん...気持ちいい...
ん?...「ニギニギ...」
なんだこの丸みは...それと何かが生えてて...
なんだ...こっちの方は長い...
まさかこれ...
(私は顔のもふもふを持ち上げてみることにした。)
「んにゃあ!」
(私は半目でそれを見る)
視界がどんどん露に...
「ぷに...」
・・・なにしてるの...
(まだ寝起きであかない目を凝らしめながら見るとなぜか猫の姿で
私のほっぺに肉球を当ててる彼女の姿が)
・・・なんでその姿?
「みゃあ!」
あぁはいはい...
下ろすね...
(私は彼女を胸に下ろす)
んー...なんで君が居るのかよく分からないけど
猫の君をモフれて私は幸せだよ...
・・・・・
今日は一段と寒いね...
もしかして温めに来てくれたのかい?
そうだったら嬉しいんだけどね...
まだ夜明け前...私は眠いんだけど...
(ウトウトしてる彼女)
君もまだ眠いのか...
いいよ...今夜は私と寝よう...
二人でいればもっと暖かいよ...
(私はそう言って彼女に布団をかけた。)
「ピヨピヨ!
(朝になりカーテンに光が差し込む)」
・・・・・
ん...そういえば彼女は...
(私は下を向く)
あれ...人の姿に...
わぁ...これは...
幸せな光景だね...
「スゥ...スゥ...」
私の胸の上で寝てるなんて...
可愛すぎて私の胸が弾けそうだよ...
(私は寝てる彼女の紙をそっと撫でる)
温かくて...気持ちよくて...
毎日これで起こしてもらいたいものだ...
(私は幸せを噛み締めながらまた眠りにつく)
んにゃ...「カサ...ゴソ...」
(うつ伏せになる)
ん...温かいにゃ
「モミモミ...」
なんだにゃ?これは...
(まだ眠くて目を閉じてる)
やわらかい...それにあったかい...
なんでだろ...飼い主の匂いがする...
「ドクン...ドクン...」
・・・心臓の音が聞こえる...
ん?心臓の音?
「パチパチ...(目を開けた)」
・・・なんで...なんで飼い主のところで寝てるの!?
と、とと、とととと!
とりあえず落ち着け私...冷静になれ...
なんで私はここにいるんだ...
・・・思い出せねぇ!
まぁとりあえずそれは置いといて...
飼い主に見られる前に脱出しないと...
「ミシッ...」
ん!?飼い主起きた...んにや!
.....寝返りを打ったただけにゃんね.....
とりあえずセーフ...
・・・じゃにゃい!?抱き枕にされてるにゃ私!?
やばい...完全に抜け出せないにゃ...
完全にホールドされてる...
さすがにこれを無理やり動かしたらさすがの飼い主でも起きる...
仕方ない...猫に戻って抜け出す...
ん?あれ?「私の服どこ?」
なんで私裸なの!?
(数時間後)
「ふぁ...(あくび)」
ん...彼女は...
ふふ...可愛く寝てるね。
いつまで経っても私からしたら君は子供だよ...
よく眠ってくれよ...私の大切な...
「キシッ...」
んー...珍しく私が早く起きたな...
とりあえずトイレでも行くか〜
「カタッ...カタッ...」
・・・・・んにゃ...
あいつが戻る前に着替えないと...
寝てるふりなんかするんじゃなかったにゃ...
あんなの卑怯だにゃ...私の前だって言ったことないのに...
大切な...「家族だなんて...」
(私が戻ると彼女は何も無かったように起きていた。
少し寂しかったが私もあえて触れないようにした。
心做しか今日の彼女はいつもより優しかった気がする。)




