おっちょこちょい
「スピー...スピー...」
おい飼い主!起きろ!!
「むにゃむにゃ...」
おい起きろ!今日はシーツを洗濯するって言ってただろ!
「スピー...もう食べられない...」
・・・いいから起きろぉぉ!!
「ベシッ!!」
全く...
飼い主のケツを叩くとはなんて
極悪な猫に育ってしまったんだ...
私は悲しくて涙が出ちゃうよ...
ふざけるな!
飼い主がいつまでもグータラしとるからだろ!
後お前の涙はあくびした時でたやつだろ!
仕方ない...ソファーで寝るよ...
何を言ってる?
私は洗濯物をするから飼い主は床掃除をしろ!
それともこの寒い中、洗濯物洗うか?
・・・わかった床掃除は任せたまえ。
それじゃサボんないでね!
ちゃんとやってよ!
「キュッ...(シーツを剥がす音)」
仕方ない...面倒だが任された仕事はしないとだな。
私がサボり魔だと思われてしまう。
「ボチャン...キュッ...キュッ...」
はぁ...水拭きして乾いた雑巾で拭く...
とてつもない労力だ...
それに猫なんだから彼女が床を拭くのが
最適だと思うのだがね...
まぁ文句言ってもしょうがないか...
「ふぁ...(あくび)」
・・・・・はっ!
危ない...ついうっかり意識が飛びかけていた...
このまま寝てしまったら
ダメの烙印を彼女に貼られてしまう...
「キュッ...キュッ...」
ん?飼い主ちゃんとやってるか?
あぁもちろんさ
見てくれこの綺麗になった廊下を!
んにゃあ...(床をガン見)
飼い主!拭き残しがある!ちゃんと丁寧にかけろ!
ふん!(シーツを洗いに行った)
.........まぁそうだね。
彼女の目じゃ細かいところまで見えるからね。
うんうん.....
「キュッ...キュッ...」
んひぃ...冬の水冷たいにゃ...
飼い主に頼んだら何とかならんかにゃ〜?
「はあ...(冷たい手に息を吹きかける)」
まぁでも珍しく頑張ってたし
私も文句言わずに頑張るかにゃあ!
・・・って思った私の気持ち...返せぇ!!
「スピー...スピー...」
なんで寝てるんだバカ!
おい!起きろ!飼い主!(でかい声)
ん?.......あら?
あらじゃ?じゃにゃいよ!!
いい加減にしろ!
すまないすまない...ついうっかり寝てしまった...
「ツルン...(雑巾で足を滑らせる)」
あ.....
「バダン!!」
か、飼い主!!大丈夫か!?
うにゃあ!!バケツが倒れてる!?
やばいにゃ!全部びしょびしょになるにゃ!!
【みふよひひかんひによろひく(水よいい感じによろしく)】
ほんとに馬鹿にゃ飼い主...
慌てて転んで水ぶちまけて...
それで鼻血だすとか...
いやぁ...ついうっかり?
おみゃあに仕事頼んだのが間違いだったにゃ...
無駄に仕事も増えて...なんで私がおみゃあの手当をしてる?
全くだな...昔の私はもう少し出来たはずなんだが...
お前に甘えすぎていたようだな〜
私のせいみたいに言うな...
よし!鼻血止まったぞ!
ほんとに私はお前がいないと生きていけない体にされてしまったようだ。
是非責任をもって飼い主の私を養ってくれ!
張り倒すぞにゃ。
「クシュ...」
服までびしょびしょだ...
このままだと私は風邪をひいてしまうぞ?
・・・(飼い主がだらしなくて上を向く)
「ホチャン...」
はぁ...お風呂は温かいねぇ...
全く...もう少しちゃんとしてくれにゃ。
「ザブーン...」
ゴロゴロゴロ...
ふふ...君はリラックスしてる時いつもその音が鳴るね。
んにゃ?何か言ったか?
ふふ...なんでもないよ...
「ポチャ...」
おい飼い主!抱きつくな!
いいじゃないか〜
それに抱き合った方が温まるだろ?
はぁ...もう勝手にしろにゃ...
そうだ飼い主
ん?なんだい?
洗濯する時、寒いから何とかしろにゃ
私の手がカチカチになるにゃ。
それは大変だ。
君の手はとても気持ちいいからね。
「ぷにぷに...」
飼い主、私の手触るにゃ。
いいじゃないか〜
ココ最近触らせてくれなかったんだ
今のうちに堪能しとかないと...
まぁ仕方ないにゃ。洗濯のために我慢するにゃ。
そうか...なら遠慮なく...
ゴロゴロゴロ...
(数日後...)
完成したよ。
ほんとか?
ほんとだよ。
その名も洗濯機!使ってみるといいよ。
ほほーん...
まぁとりあえず使ってみるにゃ
ふぁ...
あれ作るのに徹夜したからな...寝るか...
「ボーン!!」
ん?なんの音だ?
「びちゃびちゃ...」
なんだ!?水と泡が...
飼い主!爆発したにゃ!助けてにゃあ!!
・・・全く...ほんとに...あいつと飽きないな...
飼い主!早くしてにゃあ!!
はいはい。今すぐ行くから待ってろ〜
うにゃあぁぁあ!!




