300年も経てば猫喋れる
(300年後...)
「ヒュン!(カーテンを開けた音)」
ん...まぶしい...
(私は毛布を盾にし光から目を背ける)
んーー...起きろー!!
「ファサ...(毛布を取り上げる」)
ん...まぶしい...
(私は魔法でカーテンを閉める)
「ムカっ」
いいから起きろ〜!!
この寝坊助ばか魔女が!!(耳元で叫ぶ)
・・・はぁ...(やっと目を開ける)
朝から元気だね...
お前が寝坊助なだけだ!!
早く起きろ!ご飯が冷めるだろ!!
.....猫のくせに熱いのがいいとは...
変わってるね
全くもう...前も言ったでしょ!!
猫だから猫舌だと安易に決めつけるのは...
「ファサ...(カーテンを閉め横になる)」
・・・いいから...
「起きろー!!」
(これが今の...私の日常だ。)
「ふぁあ...(大きな欠伸をする)」
全く...こいつがほんとに飼い主だなんて...
私の方がよっぽど世話してるわ!!
(文句を言私の髪を梳かす)
そうだな...
私はほんとに君がいないと生きていけない体に
されてしまったよ。
(そう言いながら私は彼女を顔を撫でる)
気持ち悪いこと言うにゃ...
ふふっ...まだ猫が抜けきらないね
こ!これはたまたまだから!!
はい!髪、終わったわよ!
(そう言って彼女はすぐさまご飯を食べ始めた。)
最近は、あまり触らしてくれないんだな。
小さい頃は毎日触れとにゃーにゃー鳴いてたのに。
んな!
「ポト...(食パンを落とす)」
い、いつの話をしている!!
んー?そうだなぁ...
結構最近まで撫でろって言ってきた気がする...
お前が少しずつ俺の言葉を真似し始めた時だから...
今から...
んーー!もうわかった!!
それぐらいにしろ!!
ふふっ...
なんで私の飼い主はこんな性格が悪いんだ...
えー?それは酷くないか?
(魔法で後ろに回り込み耳元でそう呟く)
んにゃあ!!
お前!それびっくりするからやめろ!!
いいじゃないか〜...(頭を撫でる)
んにゃ...なんで撫でる...
最初の頃はしつこいぐらい撫でろってうるさかったけど
今は全然言われないからねぇ...
それが最近少し寂しくて...
いい加減、私から卒業するんだな!
私も今は立派な大人だ!
えー?そうなのか?
じゃあお前に立派な仕事を与えるけどいいのか?
ふん!そんぐらい朝飯前だ!
それじゃ...私を癒してくれ...
(そう言いながら後ろから抱きつく)
な!何をする!!
何って...
「飼い主を癒すのも飼い猫の仕事ではないのか?」
(私はそう耳元で囁いた)
もう...好きにしろにゃ...
ふふっ...ありがとう...
私はお前の猫耳が大好きなんだ...
「はぁ...(猫耳に息を吹きける)」
うにゃあ!!
「バタン!!(机から立つ)」
変なことするにゃ!!
もうこれ以上は禁止!!
(そう言いながら2階に上がって行った)
残念だなぁ...
昔みたいにもっと甘えてくれていいのに...
でも...喋れるようになってからの方が楽しいから...
「仕方ないかぁ...」
(私はそう言いながら彼女が作ったご飯を食べ始めた。
私がわざわざ声に出して言ったのは勿論...)
な、なんにゃの...あいつ...
バカみたい...
(彼女の耳では聞こえてるから...)
(はぁ...ダメだな...あの時気まぐれで拾ったのが行けなかった...
今では私が彼女に執着してしまっている...
まぁでも...これも悪くないと思ってる自分がいる。)




