表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
103/103

part Kon 10/18 am 6:18




 桜橋の改札口。

 改札機を抜けたところに あたしは立ってる。


 

 駐輪場の出口から 他校の女子高生が姿を現す。


 147㎝しかない小柄な身体。

 ホントに華奢。

 絹糸みたいな 栗色のツインテール。

 上品なデザインの黒い聖心館の制服。


 絵本の中から出てきたみたいな可愛い女の子。

 お人形みたいなその子が 改札機を抜けてきて スッと手を出してくれる。

 

 あたしの王子様。


 差し出された右手に あたしの左手を重ねる。

 あたしのより ずっと小さな手で ぎゅっと握ってくれる。

 その温かな手を あたしも優しく 握り返す。

 

 昨日までとは ぜんぜん 違う手繫ぎの意味。

 

 ホームへと向かう いつもの階段。

 でも あたし達は 2人で手を繋いで 人生の新しいステップを上っていく。 

 

 そう。

 あたし達は もう『紺野さんとあきちゃん』じゃあない。


 

「行こう 瞳」


「うん。行こう 亜樹」



 あたし達は 瞳と亜樹。

 王子様に 手を引いてもらって あたしは 階段を上る……。



 

 

  ~This story finished once time,

   but His&Her story is to be continued~ 

 



~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~~~



『紺野さんとあきちゃん』


最後まで 読んでくださって 本当にありがとうございます。

初めて書いた長編で 初めて世間様に公開した作品でもあります。


書いていく中で たくさんの方から 励ましをいただきました。

ありがとうございました。


でも それ以上に嬉しかったのは

自分が創造した キャラクター『宮村 亜樹』と『紺野 瞳』に 好感を持って 彼らの悩み 喜び に共感し 寄り添っていただけたことです。



性同一性障害障害の女の子(男の子)に 叙述トリックを使って痴漢させたら面白そう。

軽い気持ちで始めた短編でした。


でも 痴漢から助けて めでたしめでたしとは なりませんでした。




第7話で 亜樹が問います。


『彼女を助けたのは〈あき〉であって ボクじゃない』


じゃあ 〈ボク〉は どーなるんだ?




その問いに答えるための 20万字でした。

20万字 書きましたけど 一行に要約できる作品でもあります。


Boy meets girl.


2人を出会わせることが できて 今 ホッとしています。


『紺野さんとあきちゃん』という物語は終わりましたが 彼らの人生は 続いていきます。

そのステージも 皆様にお伝えする事が できればと考えています。

その際には また 2人に暖かい 励ましをいただければと思います。


ここまで 読んでいただき 本当にありがとうございました。


                  2023/10/14

                     金星タヌキ



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ