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非日常嫌いな俺は罪らしい。  作者: 月見里 望
第1章
7/7

7: 運命の人

おひさしいですね

「――しかしよくやったものだね、彼も」



 そう言って彼は地面に倒れている男を見据える。

 その手には逆手に握られた諸刃の直刀があった。



「だから言ったのです!万が一があってはいけないと!それなのに貴方と来たら...」


「まぁ終わりよければすべてよし、だよケノス。ほらご覧、現に私には土埃だってついてはいないだろう?あと、もう対象は沈黙したんだから敬語はいいよ」



 ケノス、とそう呼ばれた男――重装の兵を取り仕切る長である彼は深い深いため息を一つついてから、顔の全てを覆っている兜を脱いだ。

 濃い顎髭をたくわえていながらその若さを感じられるような凜々しさを湛える彼の顔は、呆れに似た怒りに歪んでいた。


「はぁ...あのなぁヤヒム、立場的にはそりゃ今お前の方が上だよ?だけど俺も尖兵団を率いてるから部下の前ではキリッとしてなきゃダメなワケよ。それがお前と来たらなに【威圧】まで使ってくれちゃってんのかねぇ」


「はっはっは、悪かったと思ってるさ。多分」


「多分て何だ多分て・・・」



 依然として喧しいケノスを他所にヤヒムはもう一度倒れ伏す男に目を当てる。

 確かに【威圧】は成功していた。

 成功していた、筈なのに。



「周辺にも影響は出るけど、本当は君に当てたつもりなんだけどなぁ」



 ――どうして、メインターゲットの君が腰を抜かさないのだろうね?


 元々、スキル【威圧】の使い道は強者が余計な戦闘を避けるためにあるスキルである。

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 しかし実力の逸した者は自らの身辺領域にまでその効果を与えることが出来てしまう。

 その効果は、怯え、停止、気絶、服従の順に後者になるほど、そして使用者が強ければ強いほど強力になる。

 で、あるからして、ケノスは服従し怯えた。


 しかし彼は?実力で言えばケノス以下の彼は一体どうだっただろうか?


 腰を抜かし従っただろうか――否、怯えに留まったのだ。

 故に彼は動き出せ、ヤヒムの視界から消えたかのような速度で迫り腹部への殴打を繰り出してきたのである。

 とはいえ、ヤヒムは左手を懐に構え受け止めたのだが。



「しかし、妙だなコイツ。忌み子っていやあ力を持った一般人だって聞いたが、あの筋力といい動きといいまるで武術の達人のそれだぞ。身体能力強化のえげつい魔法でも使ってたってのか?」


「...さぁね、そんなのは知らないよ。あったとしてもただ速度をあげただけで、打撃はそうでもなかった。大方体術で十分と舐められでもしてたんじゃあないのかな?」


 彼の拳を受け止めた左手をひらひらと振るヤヒムはおどけた調子でそう答え、その場を後にした。


「あんな殺気放ってるお前が体術で十分な訳ないでしょうよ...それに――」


 周囲では兵士達が撤退の準備を進めるため、辺りを慌ただしく走り回っている。

 歴史のある建造物であるここら一帯は、ヤヒムの仕える国曰く「常に古の状態を保存すること」としているそうで、王直属の修復魔法師団が尖兵団と共に修復に当たっていた。



「――お前が受け流したおかげで俺らが大変なんだっつの」



 そう言って、ケノスは先程までの対局でヤヒムが立っていた場所に目を向ける。



 ――そこには地下深くまで抉る大きな穴が空いていた。





▼△





 〜系主人公という言葉を現代ではよく耳にするものである。

 無自覚系最強主人公なんてその最たるものだ、と俺は思う。


 ところで、俺は一体何に分類されるのだろうか?

 少なくとも無自覚ではない。

 むしろ俺の中での腹立つ主人公ランキング第1位をぶっちぎっているのが無自覚系だ。

 アイツらはリアルで考えたら絶対気づいてるのに気づかないフリをしているぶりっ子と一緒だ。


 話を元に戻すと、俺はおそらく慢心系脇役だ。

 大勢で異世界召喚された場合絶対に出てくる自分の力を過信して主人公を虐めるか死ぬかの脇役、それが俺、この状況においては後者の方。

 もちろん俺としてはそんなありきたりな脇役に甘んじる気はないし死にたくもないが、傲慢な性格を内に隠し持っている俺はこれ以上無いほどの適役といったところだろうと思う。

 生来の性格を今更変えることなんてできないし、さしずめこの逃れられない現実は定められた運命といったものか。

 とはいえ、俺がフラグを回避していくというスタンスは永久に変わりはしないけどな。


 で、運命というものがあるんだなぁとそう実感したのはなぜかというと――



 ――左腕の使い物にならなくなった俺が壁にめり込んでいるからだ。



「ワケ...わかん、ねぇ、よっ...くそっ、タレ...」



 持ちうる知識の全てを総動員して古武術、仙術として知られる【縮地】を戦闘に繋げた所まではよかった(というかまず使えたことに驚きを隠せなかったんだが)。






△▲






 初動は完璧で、力を適切に用いてゴーレムの背後に回ることに成功し後は思いっきり拳をねじ込むだけだった。

 ところが、ゴーレムは上半身をまさにロボットさながらに180度回転させその勢いでこちらに拳を振り抜いてきたのだ。

 反撃されたという点については確かに驚いた。

 巨大なその体では緩慢な動きしかないだろうといった考えから多少の余裕があったからだ。


 とはいえ、後はもう拳と拳のぶつかり合いといった所なのでこれまでの経験則から撃ち合いに勝てるだろう――と、心の何処かで思っていた。



「――くたばれオラぁっ!!」



 確かに、その一撃は強烈だった。



 ――お互いにとって。



 ゴーレムは右腕から肩にかけて完全に吹き飛び、大きく後ろによろけ尻もちをついた。

 対する俺は左腕から肩にかけて歪にひしゃげ、大きく吹き飛んで壁に激突した。

 そうして、互いに隻腕といった現在の状況になった訳だ。






△▲






 だからってダメージが同じかと言われると、全くもって首を縦に振ることは出来ない。


 俺は酷い痛みを訴える体をなんとか壁から引き剥がし、地面へと落ちた。



「――もう...ワケが分からん、何なんだよこの力は...?」



 激痛でトびそうな頭をどうにかして回さないと勝ち目は無い、しかし無情にもゴーレムがこちらを待つことは無く今にも動き出してきそうだ。


 当初の検討通り、ゴーレムの左腕が損壊した事でやはり力の増幅は認められた。

 でもそこから先が分からない、というか考える暇がない。


 だから、今は動かねば。



「痛てぇ...痛てぇよクソっ!」



 俺は決死の思いでその身を起こしのろのろと駆け出す。

 無論、自称天才の頭を回して考える時間を設けたいからだ。


 ゴーレムも体勢を整え、俺の左腕をグチャグチャにした恐るべき鉄拳を振りかざそうとしている。

 しかし、動き自体は緩慢で実直だ。

 だから回避と移動の時間は十分に思考に費やせる。


 さて、ではもう既に出ている結論から言おう。


 ――まずゴーレム(あいつ)は倒せない。


 この力の正体がまた分からなくなった以上、ダメージがイーブンじゃないこの戦いは、相討ちの部位に関しては一緒だとしても(まずこの時点で最終的に共倒れだろう)吹き飛んで受ける全身のダメージに追い討ちをかけられる俺にとっては完璧な負け戦である。


 と、そこまで考えて迫るゴーレムの重い一撃をすんでのところで回避する。

 その拳は圧倒的な重量で壁を破壊して――と、そうはいかずギリギリでその動きを静止した。 



「これは却下か...」



 そうして俺は壁際を走り続けることをやめ、その足を止めた。


 勝てないならそもそもこの戦いを壊してしまえばいい、と言う考えにいち早く至った俺は、自らもしくはゴーレムによる壁破壊で天井を崩落させようとした。

 もちろん自分も巻き込まれるであろうという可能性は大いにあったわけだが、瓦礫に押しつぶされて圧死なんて事故は俺の能力でなんとでもなると思った。

 ――まぁ、その場合敵であるゴーレムも生きてるとは思うけどな?

 しかし、俺もゴーレムも直前で障壁に阻まれ攻撃することが出来なかったという訳だ。



 ――以上をもって、全ての可能性が絶たれた。



「...脇役じゃなくて慢心系主人公ってところか」



 にも関わらず俺の心を支配するのは恐怖や絶望ではなく、やっぱりかぁという落胆の気持ちだった。



 ――何でかって?



 眼前に迫る無慈悲な鉄拳は、今にも俺という儚い生命の灯火をかき消そうとしている。



 そりゃお前――




 ――主人公の運命(しねないからだ)なんだからしょうがない。



 瞬間、重厚な岩石で創造されたゴーレムは呆気なく崩れ瓦礫の山となった。



「――ふァァァーあ...やっとこんな場所から出られるねェ」


 その男は俺が出てきた牢からこの広間へ続く入口から、ぬるっと気だるそうにその姿を表した。

 視界の隅にそれを捉えていた俺としては、こんな絶妙なタイミングで出てくる登場人物なんてどうせ俺にとっての重要なキャラに決まってると考えたわけだ。



「...誰だァ?アンタ」


「その言葉そっくりそのまま返してやるよ、おっさん」



 一言で言えば、中年の浮浪者。

 口元と顎部分に無精髭をたくわえたボサボサ髪、上背はおそらく俺よりも更に高いが、その猫背で幾分か低く見える。

 加えて長い手足がそのひょろ長さを際立たせている。



「オッサン?オッサンはなァ...あー...うん...オッサンって呼べばいいよ」


「今めんどくせぇって思ったなおっさん?俺だって運命(フラグ)で出てきた救世主があんたみたいな浮浪者とか面倒くさって思ったわ」


「で、出口ってばドコよ?」


「話聞かない系ね?で俺がツッコミ担当ね?わっかりましたー...」



 俺が自己解決してる間にも、おっさんは俺と同じ粗末な囚人服を引きずるようにして広間を歩き回る。

 そのうち、最奥で足を止め地面にしゃがみこんで何やらぶつぶつ言い始めた。



「あァ、コレか。めんどくせェなァ...服でも破くかァ...」



 独り言ですら間延びしがちなその語尾にちょっとした苛立ちを覚えながらも、俺は激痛に耐えながらおっさんの方へと歩を進めた。



「転移魔法陣でもあったか、おっさん?」


「ピンポーン、大正解ィ。ほらほらアンタも出た出たァ」


「...何やってんだ?」



 近づいてみるとおっさんは破いた囚人服の布を両足へと巻き付け、地面と足裏が直接接さないようにしていた。



「んー?あァ...まァ、詳しい話とかは後で良いじゃない」


「...あんたに聞いた俺が馬鹿だったよ」



 そう言って俺は魔法陣の上に乗る。

 おっさんも遅れて魔法陣の上に乗ると、途端に魔法陣が淡く輝き始めて視界がブレて光に埋め尽くされた。


 こいつも能力者、か...

 何の能力なのかは初見じゃ分からなかった。

 俺と同じ転移者か、もしくは忌み子ってヤツか...どちらにせよ俺はこいつに着いてくことになるんだろうし、面倒くさがってても聞き出すことは全部聞き出してやんなきゃな。


 そして俺自信の力の謎...これがまた迷宮に入ったっていうのは中々にこれから先が思いやられる。

 未だにその全貌がはっきりとしないこの能力に俺は今後も振り回されていくんだろうか。


 そうして俺らは無事地上に戻ることが出来た。

 森にある地下への入口を降りた所に転移先の魔法陣が設けられており、階段を上がって久しぶりに見た陽の光は暖かく優しかった。



「さて、色々聞かせてもらうぞ?」



 陽の光が鬱陶しいのか木陰でぐでっとするおっさんにそう言うと、おっさんは観念するかといった様子で大きなため息を着いて、ゆっくりと重い口を開いた。



「...オレもアンタも多分忌み子。だから捕まってた、ってコレで許してくれねェかなァ?」


「これからあんたと行動を共にしたい俺としてはあんたの事をもっと知る必要があるだろ?」


「オレはそんなこと望んでねェんだけどなァ...」


「人助けならぬ忌み子助けだと思ってさ?どうよ?」



 おっさんは何を考えているのか、深く瞑目する。

 って言っても多分どうやって俺を撒くかとかしか考えてないんだろうけど。

 そしてゆっくりと目を開いてからダルそうに立ち上がった。



「どうせイヤだっつってもついて来るんだろアンタ?はァ…街までは案内してやっからさァ、それで手打ちにしようやァ」


「...まぁ、良いだろ。俺はカナメ、アンタは?」


「オッサンって呼べって言わなかったか?」


「名前ぐらい教えてくれよ」


「はァ......ヴァニスだ」


「おし、よろしくおっさん!」


「アンタってボケなのかツッコミなのかイマイチわっかんねェよなァ...」



 そう言っておっさんもといヴァニスは苦笑する。

 その表情に浮浪者を彷彿とさせるようなものは一切無く、むしろ思わず頼りたくなってしまうような何かを感じた。


 頼りになる存在、といえば元の世界に残してきた家族が気にかかる。

 目を閉じて既に懐かしく感じる元の世界の事を思い返してみる。


 ――みんな、元気にしてるかなぁ。


 リアルの充実していた俺としては、心底居心地のいい場所だったことは間違いない。

 故に過去の自分にも自分の周りにも辟易するといったことは特には無いし、それで死んで次はゲーム世界みたいなとこで過ごしたいと思うとかして神に拾われるとかも無い。

 つーかむしろ神うぜぇ。


 と、そこまでいったところで焚き木の火の粉爆ぜる音で目覚めた。

 あの一瞬で寝ていたようだ。


 伸びをする俺に思い出したように襲いかかる左腕の激痛に身をよじっている傍らで、ヴァニスは野営の準備を怠そうに進めていた。

 既に陽は沈み、辺りは暗くなってきていた。



「っつ...手伝おうか?」


「そんな状況で手伝えるもんなら手伝ってみなァ、まァ無理だろうけどよ?」


「何で俺は今煽られてるんだ?え、殴って良い?」


「カナメつったっけかァ、今夜分の飯の配給あんだろ?そんで兵士が馬車に乗ってくっからその馬車頂戴しようと思うんだけどな、お前行ってきてくんねェかなァ?」


「とりあえずスルーされたことについてはノータッチとして、俺のこの怪我見えないくらいの悪い視力なのかアァン?」


「何だよなよっちィなァ、男だろ?きっと大丈夫だお前ならイケるって信じてる」


「よーし分かったお前も全く俺と同じ腕にしてやんよ」


「あーはいはい分かった分かった...やっぱオレしかいねェよなァ...」



 心底嫌そうな顔をするヴァニスだが、やる時はやるんだろうなという謎の安心感からか俺は既に信頼を置いていた。


 と、不意に気になったことが一つ。



「そういえば、能力教えてくれよ」


「えー面倒くさっ...」


「じゃあ兵士倒すの見てるからその後で教えてくれ。それならいいな?よし決まり!」


「カナメ...お前一方通行って呼ばれてただろ絶対」



 何とも好都合なことに、ちょうどタイミングよく馬蹄が地面を踏み抜く音が向こうからやってくるところだった。



「おおっ、ツイてるなあヴァニス!早速見せてくれよ!」


「あァ...不運の神様にでも憑かれてるんだろうな...」



 もはや何度ついたか分からないため息を大きくつくヴァニスを他所に、止まった馬車から兵士達が降りてくる。

 夕食の配給だというのに随分と物々しい鎧を身にまとっている辺り、俺らが国家転覆並みの力を持った存在だと恐れられているという事にようやく得心がいった。



「何者だ貴様ら!何故こんな所にいる!」


「だ、団長、こいつら特殊囚人服を着ていますっ...!」


「な...では忌み子かっ!?一体どうやって牢を抜け出たというのだ貴様ら!」


「うっせェバーカ」



 ここぞとばかりに煽るヴァニスに思わず吹いてしまった俺はまた激痛に身をよじる。

 それに気づいたのか1人の兵士が兵長に耳打ちする。


「ふむ...ではさして恐れることもないか。聞けぃ!忌み子の片方は重症で動くこともままあるまい!そこに立つ片方を盾隊で包囲の後、魔導隊が次いで包囲し氷属性陣内殲滅魔法で捕縛する!」


「「「はっ!!」」」



【殲滅】魔法で【捕縛】すんのかよ...と、またまた笑いを堪えきれない俺はまた激痛に(以下略)。



「まァ、倒すことは出来ねェってわきまえてはいる辺りある程度は優秀だと見るべきだなァ」


「ふははっ、どこまでその余裕がもつか見せてもらおうか?」



 気づけば一瞬にして包囲されたヴァニスだが、相変わらず怠そうにあくびをしている。



「舐められたものだ...国からこの任に命じられた我が団が実力者の集まりだと考えがつかんのか?」


「舐めさせられるそっちが悪ィと思うんだがそこんところどうよ?」


「貴様っ...!魔法陣展開っ!!」



 団長の号令と共に周辺を囲う魔導隊が一斉に詠唱を始め、大規模な魔法陣が展開される。

 盾隊を巻き込まないよう展開されている所に訓練の成果が見込める。



「カナメェ、見とけよ1回しかやんねェからなァ」


「放てぇぇっ!!」


 ――そうしてヴァニスは空まで伸びる大きな氷柱に包まれた。



「...ふっ、ふはははっ!何が忌み子だ、この程度が国家転覆の恐れのある存在だと?笑わせるじゃないか」



 ...ふーん、やるじゃん。

 言いつつも団長は陣は崩さず厳戒態勢を敷かせているからだ。

 言葉にそこはかとない雑魚モブ感が滲み出ているっていうのに動きはきっちりしている。

 いい意味での言動が伴ってないってか?


 ――ま、だとしても、だろうけど。



 氷柱が歪み、瓦解する。



「オレの能力は――」



 全ての氷が消え去った後で、その中心に立つ男は言った。




「――『消失(ラディーレ)』だ」



ぼちぼちやっていきますので

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