あの大人気海外ドラマについて……
以前書いた通り、作者はアニメから漫画の原作を知った口です。
その後もこの傾向は続き、ドラマやアニメからその作品を知り、原作本を手にするパターンが殆どでした。
まあ、これはあまり元手の無い若い頃の話ですね。
少ない小遣いを投入するからには、失敗を犯してハズレを引きたくなかったんです。
それでもたまにはハズレに当たる事もある訳で、絶対という事は有り得ません。
後になって面白さが分かる事もあるので、全てが無駄とは言えませんしね。
では本題は何かと言うと「CSI」です。
これは完全に映像の方が原作という、作者にとっては新しいパターンです。
相も変わらずブームに乗る、と言うか存在に気付くのが遅い作者でして、テレビで偶然観たのが「マイアミ」も「ニューヨーク」も始まって暫くしてからでした。
この作品でも書いている通り、作者は元からこういう推理物が大好きです。
科学という文系の作者には敷居が高い題材ですが、やはりミステリーは良い物ですねえ。
あの映像と基本的に一話完結のストーリーは、この手の話を二時間ドラマでやりたがる日本ではなかなかお目にかかれません。
まあ時たま色々と突っ込みたくなる部分もあります。特に日本のネタがある時は。
「ニューヨーク」はそれが顕著ですね。
初期は特に変な日本ネタが多かったんです。
どう変かは……まあ、実際に観てもらえると分かります。
アメリカ人の変な日本観が丸出しです。
苦笑いする事請け合いですよ。
で、これはノベライズもあるので、早速読んでみました。
どのシリーズも中々に人物描写が濃くて素晴らしいですね。
テレビだとどうしてもストーリーの方に比重が傾くので、キャラクターが最初は分かり辛いんです。
話が進んでいけば、必然的に分かってくるんですが。
やはり映像と文書の違いというのが、良く出ています。
ノベライズと言ってもテレビシリーズの完全な文書化ではなく、同じキャラを使ったオリジナル作品なのでテレビを見た方にもお勧めです。
残念なことにマイアミとニューヨークはシリーズが終了してしまいましたが、本家はまだ続いてます。
目指せ「L&O]。
いえ、冗談です。
冗談なんですからね。