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姫プレイ聖女~冒険者に憧れた少年は聖女となり姫プレイするのです~  作者: 功野 涼し
北の大地に光を

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人物紹介と設定 〜その⑫〜

◎人物紹介


〇マニィーク・エレメントル

 フォンネージ王国の王。世界一の聖女セシリアオタクを自称している。聖女セシリア様シャツを着て威厳は感じられないが、頭は切れ、剣の実力もある。

 セシリアに書いてもらったサイン入りのシャツは、玉座の後ろに飾られているため、謁見の際は、フォンネージ王の後方から聖女セシリアに見下ろされる形となる。


 三百年ほど前、フォンネージという国は軍事国家であり非常に好戦的な国であった。魔族との争いを含め、他国より有利に立つため多くの遊戯人を囲い、新たな武器を生み出すため注力した。


 だが、もともとオタク気質な国民柄もあったが、遊戯人が生み出す『可愛い』文化に徐々に染まっていき、今ではサトゥルノ大陸随一の可愛い大国。

 その名残で、他国では聞かない「おしぴ」など独特の言語を生み出す傾向にある。


 聖女セシリアの誕生はフォンネージに大きな衝撃を与え、アイガイオンが作る聖女セシリアグッズの多くを輸入している。今後は武器や城壁にもセシリアの姿をプリントし、可愛い武器シリーズなどを展開していこうと考えている。



〇マヌエル・ファットリ

 フォンネージギルドのギルドマスター。国民性から彼もまたオタク気質。可愛いものはもちろん好きだが、写真を撮るのも好き。

 セシリアのサインと一緒に撮った写真は宝物であり、一緒に写真を撮っていないマニィークにマウントをとれるアイテムとして見せびらかしている。

 部下であり、受付嬢のソフィーもセシリアと一緒に写真を撮っているので、どっちの写真の聖女セシリア様が可愛いかをよく争っている。



〇時間稼ぎ三人組


・ファンタム

 狼系の獣人。スキル『結界』は自身の力を込めた石などを設置し、その中に入ったものを閉じ込めることができる。

 ただ大きな力を加えるか、内部から石を破壊すれば脱出できる。三人組のなかで一番年上でリーダー的ポジションを担っている。そこそこ頭が切れると自分で思っているが、聖女セシリアの先見の力を見せつけられ、ハッタリを言い続けた自分が恥ずかしいと反省している。


・ジュエ

 犬系の獣人。垂れ耳がチャーミングなおじさん。スキル『使役』は魔物を自身の手駒として使役することができる。相手の強さによってスキルをかける時間が伸びるので、格上の相手を使役するためには大人しくさせないといけないという、意外に使いにくいスキル。一回の使用で一匹しか使役できず、人間などにも使えない。

 今回強力な魔物である、オルトロスとステュムパリデスを数匹投入しても、あっさりと負けたことで自信喪失気味。


・ドルミー

 猫系獣人。語尾に「な」をつける彼女のスキルは『睡眠』。額から発する『おネムビーム』なるもので相手を眠らせることができる。だが、ビームは真っ直ぐ飛ばずギザギザと稲妻状に進む上にスピードが遅いので、不意打ちで当てる必要がある。

 自分のビームが避けられたわけでもなく、かき消されたことに「聖女すげーのな」と周囲に聖女セシリアの凄さを説明している。



〇ランドルト

 ネーヴェのもと軍師。軍師といっても国同士の戦争がない時代なので、実戦経験はないに等しい。ただ、戦法の知識、周辺の国の事情、地形などに詳しく今回の作戦において活躍したのは間違いない。



◎設定:セシリアのスキル拡大について


 基本スキルの上限は決まっており、その限界値内で上下することはあっても限界突破はしない。また、ある程度成長してから二つ目のスキルが発現することもほぼない。


 セシリアの場合、グランツとアトラと契約し二人に魔力を供給するため、シャルルが流す膨大な魔力が影響を与えたと考えられる。

 グランツ、アトラ二人のスキルと能力の一部が、セシリアに混ざっていることからも複数契約と度重なる膨大な魔力の流れが影響していると推測される。


 スキルが強化されたといっても、セシリアの場合効果範囲がとてつもなく広がっただけで、アイテムの持つ効果の向上や人々が噂しているような謎の効能は全くないので、恋人ができたり、金運がよくなったりはしない。

 ただ、聖女セシリアが使ったスキルに触れることが大切なので、効果の範囲が広がったことは大きな意味を持つといえる。


 なお、セシリア自身も強くなっているが、これは経験と鍛錬の成果、四人の息が合ったこと、流れる魔力の使い方が上手くなったからである。

ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。現在こちらの作品は書籍化へ向け作業中です。

書籍版がどのような展開になるのか、セシリアがどのように描かれるのか、などなど楽しみにしていただきたいです。

そして、今現在投稿しているこちらの作品に関してもWeb版として、最後まで投稿していきますので引き続き読んでいただけたら嬉しいです。

                           功野 涼し

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