◎人物紹介と設定 ~その➆~
◎人物紹介
〇エクト・ミルワード
セシリアの父。メトネ村で船大工をしている。割と適当なところがありなんとかなるだろう的思考の持ち主ゆえ、セシリアの現状を見てもどうにかなるだろうと楽観視している。
むしろ娘が増えて嬉しかったりする。だがそれと同時にセシリアがお嫁に行くことが不安になってくるという思い込みの激しい一面もある。
末っ子のアーチェが可愛くて仕方なく甘やかしまくっている。アーチェが生意気なのはこの人のせい。
〇ナディーヌ・ミルワード
セシリアの母。おっとりした喋り方をするが、ときに鋭い指摘したり、人を翻弄させるなどお茶目な一面もある油断ならない人。
セシリアが聖女であることを家族全員でバックアップしようと提案し、家族に姉と呼ぶように練習させたり村人に「実は……セシリア女の子だったの」と演技して根回している。セシリアが聖女として誰からも疑われることなく活躍できるのはナディーヌのお陰である。
〇イランダ・ミルワード
次男であり、性格はセシリアよりも柔らかくおっとりしている。聖女となって活躍するセシリアのことを心配しているが、村に伝わってくるセシリアのニュースが自分の予想をはるかに超える活躍とそれをノリノリで聖女をやっているように感じて困惑中。
〇フラン・ミルワード
三男。口がちょっと悪いがセシリアのことを信頼している。冒険者への憧れが強く、冒険者になると飛び出したセシリアのあとをすぐに追うつもりだったが、今の現状を見てやめようかと思っている。
ただ、セシリアの親友であったミルコが強くたくましくなり五大冒険者になったのを見て、いつか冒険者になりたい気持ちはあるのでもう少し成長してからにしようかと計画変更中。
〇アーチェ・ミルワード
末っ子の妹。口調通り生意気でク◯ガキ臭漂う彼女は将来王都へと出て、チヤホヤされ楽に生活をするのが夢。
口は悪いが長男であるセシリアのことは好きで長女として接することになった今、聖女として活躍して名声を上げてくれているのでもっと好きになっている。
逆になにかとちょっかい出してくるフランのことは嫌い。
そんな彼女がメトネ村から王都へと出てチヤホヤされる未来は……違う形でくるのかもしれない。
〇イーリオ
メッルウの妹。戦闘意外割とだらしない姉と違いしっかりした竜人の子。羽が小さく飛ぶことは出来ず姉のように火を使って武器を作ることも出来ないが、火を吹くことが出来る。
メッルウのように戦いたいと憧れる一方で、自分には向いていないと言い聞かせ諦めている。魔王様直々の三天皇として戦いに明け暮れる姉のため日々頑張っている。
◎サトゥルノ大陸の地図とセシリア&ドルテの軌跡
全ての国が出るかは未知数なところもありますので全ては記載していません。今までセシリアが行った場所と魔王討伐への軌跡を記した地図を載せたいと思います。
合わせて現魔王であるドルテの軌跡も記していますので、物語の登場人物たちの動きを感じてもらえればと思います。
地図には物語で出るメインの川しか表示してません。山もメイン以外はわりと適当なので、本来はもっと細かな地形なイメージです。あくまでも読む際のイメージの補助になればと思い作成していますので、専門的な指摘は遠慮していただけると助かります。
ファンタジーな地図なんで何でもありということで。
※地図作成のサイト「Inkarnate Worlds」http://inkarnate.com/を使用しています。




