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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

!豪炎!

なんとなくの思いつき。

時は旧石器時代、中国大陸…。



サオルという少年がいた。小さな集落であり、近くには大きな河が流れ、食べ物には困らない良い土地である。

「サオル、ご飯だよー。早くきてきて!!!」

呼んでいるのは、サオルの唯一の血縁関係がある妹だった。今日は集落の大人が大きな鹿を狩ることが出来てまつりだ!まつりだ!と騒ぎになっていた。


しかし、サオルはまだ8歳で体も周りより小さく、狩りにもいけなかった。活躍の場が欲しい、でもそれは叶わなく集落から出ることが出来なかった。それ故に、まつりだ!と騒ぎがあっても喜ぶことが出来なかった…。


次の朝、近くにある崖から飛び降りて自殺を試みた。もう新しい自分が欲しい、同い年の子でさえ手伝いすらしていてどこで活躍はしているこのままでは…。と思いながら落ちた。



……

………


……ん?

死んだと思っていたら、なんと目の前には見たことの無い建物、見たことの無い人、もの、それどころか、人が指から火の玉を放っていた。


「火があんなに簡単に…!?」

そして、自分の着てる衣類、そして持っていたものを確認すると、紫色の長い繋ぎになった服、頭には被り物があり、全てが見たことの無いものだった。


そして、左手には不思議な書物があり、中を開くと見たことの無い文字が記されていた。


とりあえず、目の前で火を放っていた人の真似をしようとやってみたら、天が急に暗くなり目の前に雷が落ち、自分の足元に火の不思議な陣が出来ていた。そして、目の前を見ると遥か先まで火の玉が貫通し、周辺全てが火で燃えていた。


ビビって声が出なかった。

「な…なんなんだ…。」

分からなかったが、もしかして自分は、この世界なら活躍出来ちゃう?いや夢かもしれないけどそれでも自分の居場所は出来た気がした。


それを近くで見ていた老人が、

「そ、それは…王殺しの究極なる必殺奥義、サンダー・マジックサークル・フルインフェルノ」

と叫んでおり、サオルは「は?」とした顔でボケーッとしていた。

その後老人に色々質問されたが、何故か言葉は通じるのに文字が全く通じず、1晩文字を習うこととなった。




次の日の朝、ヘロヘロになりながら基本的な文字を覚えることが出来た。着ているものは、ろーぶ?というもので、この世界では紫、白、赤、黒、黄色のそれぞれ階位があり、紫は1番上ということもわかった。

着ているものが紫ということもあり、この世界では最高の階位ということがわかった。


そして老人に頼み事をされた。

「そなたの強さを見込んでお願いがある。近頃近隣にある国が我が国へ反乱を企て占領をしようと企んでいるという情報を得た。どうかそなたで止めて頂けないか?」

とお願いをされた。しかし、理解することが出来なかった。来たばかりでこの世界がどうなっているかすら分からないのにそんなことを…。


考えていたところへ、老人がこの世界の地図をくれた。なんとも広い世界がひろがっていることはわかった。自分は、元々中国大陸で何回も何回も住む場所を変えて育ってきたため世界が広いということくらいは知っていた。


そして近隣の国へと旅に出ることなった。老人にもついてきて欲しいと願ったが、私はここを動けないといい、とりあえず見送ってもらった。



〜近隣の国〜

近隣の国では、王の命に少しでも背いたものは石化の呪文の後、城郭の1部とされた。

剣や弓をブンブンと振り回したり、狩る動物がいる訳でもないのに至る所に剣や矢の傷が建物についていた。野蛮と言えるような国で、唯一王は魔法が使えていた。法や決まりなんてものは全て王が決める、独裁国家。


一方その頃、サオルは自分のいた国からでて、近隣の国へいくための森に入った。


鹿や猪など食べれそうな獲物はいたが、狩りをしたことがなかった。一般呪文自体は、老人から多少学んだので早速使うことにした。ただし、奥義は王殺しの時以外に使うとかなり体に反動がくるらしい。


なので一般呪文を獲物に放った。

一瞬で焼肉となり、そのままかぶりついた。



その日は森で過ごした。


次の日森を抜けて、近隣の国についた。

門番に止められるかと思いきや、すんなり通ることができ、はいると出ることは出来ず、中をみるとなんとも血だらけで人の生首なんてそこら中に転がっていた。

「おお、新しい獲物か、お前を殺して今日の飯にありつくとするか」

といかにも危ないやつがそんなことを言っていたが、全て無視して一般呪文を放ち、そこらじゅうの危ない奴ら全てを殺した。


魔法で街を見ていた国王が、失笑していた。

そして、サオルがいる街の広場へ魔法で、

「さあ、この先にある城へこい。お前と戦いを申し込みたい。」

そしていきなり決闘の申し込み。


なにも考えずに城へ入ってみると、いきなり王の間があった。

「お前を待つのも面倒だ。だから魔法で全てを省いて我が部屋へ呼んだ。」

と笑っていた。


そしていきなり、相手から

「いでよ、奥義、お前を殺すこの呪文で1発で殺す、惨殺一刀両断インフィニティ・グランドクロス!!!」

と長ったらしい呪文を放ってきた。

しかし、その呪文を素で受けたのになにも通じることがなく、

王殺しの奥義を使って、近隣の国王を殺した。


すぐに、自分の国へ戻り老人の元へ。

老人は喜び、お前はこの国の英雄だ。ありがとう、我が国を救ってくれて…。と。

何を言っているかよく分からなかったが、どうやらこの老人はこの国の王だったようだ。


そしてその後サオルはこの異世界で最強の王殺しの魔法使いとして暮らしましたとさ。


思いつきで即興なのでめちゃくちゃ。私が厨二病だからなんだかね。笑

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