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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

今までにみた夢の話 6

作者: 夏優雅

2020年元旦にみた夢

 5歳の息子と歩いていた。

 橋の上を歩いていた時に突然走り出しながら言った。

「しーね、ここから落ちてここまで流されたの。そんでトンネルに入っていったの。」そう言いながら橋の下の暗渠を指差しながら道路の反対側で振り返る。

 そこへトラックが突っ込む。


 場面暗転


 避難していた。何からかはわからないけどずっと歩いてきた。

 息子は5歳になったばかりで「まさき」の「き」がまだうまく発音出来ないので自分の事を「しー」と言う。

 それはそれで可愛いけどせめて「まさき」と言って欲しい。


 それはともかく歩いてきた。よその同じ位の子供達は疲れたのか抱っこやおんぶをされているが、うちの息子は抱っこをせがむこともなく疲れたとも言わず、大人のゆっくりめの歩調に置いていかれないようにたまに早歩きをしながらちょこちょこと横を手を繋ぎ歩いている。

 すると人の列からちょっと離れた所に、何か立て看板の裏側が見えた。息子が「なにあれ?」と聞いてきた。「看板といって何か人にお知らせする物だよ。向こうむきに何か書いてあるのかもね。」最近ひらがなが読めるようになった息子が「しーがなにかいてあるかよんであげる。」と言って小走りに走っていく。私も列から離れゆっくりと付いていく。列から抜けた時に周りの数人がビックリして立ち止まる。15メートル位だろうか?目の前で息子が《ボンッ》という音とともに吹き飛んだ。呆気にとられ立ち止まっていると横にあった看板の文字が目に入る。『地雷原 この先の道は安全確認済み』

 立ち止まっていた人々が歩き出す。


 場面暗転


 その後も何度も息子が死ぬのを見た。


 息子は死を忌諱していない上にたまに記憶が繋がっている様な時がある。私は息子が死んだ後に思い出す。何度も繰り返して来た事を。必ず()()()()()()()()()()()()()()()。その先で…



 息子がもう突然いなくなったりしないように手足を切断してリュックから首から上だけを出して背中に背負われている。

初夢(1月1日にみた夢)はう◯こはさまってる夢でした

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