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お父さんもどき

 


 テレビの前に、お父さんもどきが座っている。僕の一番嫌いなものだ。お父さんもどきが居る時にお母さんは僕に冷たい。


 僕は台所のパンを持って部屋に入って部屋から出ないことにした。僕は部屋の明かりを消してパンを食べていると


「俺のパンがねえよ!俺のパンが!」


 お父さんもどきの声がした。足音がドタドタとして僕の部屋のドアをお父さんもどきが開けて。僕が食べているパンを取り上げて。


「お前!泥棒してんじゃねーよ!お前の息子は泥棒か!教育がなってねえよ!」


 お父さんもどきは僕のお腹を強く蹴った。そして僕の前にお母さんが来たので僕は痛くて、怖くて、お母さんにしがみついた。


「泥棒したあんたが悪いのよ!あんたが悪いの!あんたが悪いの!謝りなさい!謝りなさい!」


と、お母さんも僕を殴った。お父さんもどきはその合間に僕を蹴った。


 僕は叫び過ぎて、喉が燃えるように熱くなって。身体中が痛くて。鉄の臭いがして。


 何度も吐いた。

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