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袋やぶり
小学校が終り家に帰るとお母さんがオヤツにとポテトチップを買って置いてくれている。僕は食べようとポテトチップの袋開けようと。袋の前面と後ろを摘まんで左右に開こうとした。
すると僕の後ろにムキムキの妖怪袋やぶりが僕の両手を力一杯左右に引っ張り。袋は変な方向に破れてポテトチップが炸裂し床に飛び散った。
僕は妖怪『袋やぶり』を睨んで力強く
「何でこんなことするんだよ!」
と袋やぶりを怒鳴ったが袋やぶりはポーズをとって筋肉を自慢して「はーっはっは」と高笑いをしながら去っていった。
僕はもう袋やぶりは来ないで欲しいと思いながら床に散乱したポテトチップを1枚1枚拾った。拾う度に僕は悲しい気持ちになった。




