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尻かぎ



街の中を歩いていると妖怪『尻かぎ』がいた。和服姿で顔が犬の妖怪である。尻かぎは人のお尻の臭いをかいでまわるだけの妖怪である。


背中を見るとしっぽが出ていて。人のお尻の臭いをかいだ時にしっぽの動きが人によって違う。


サラリーマンのおじさんのお尻の臭いをかいだ時はしっぽはダラーンとしていて左右にぷらんぷらんと動かす。


子供のお尻の臭いをかいだ時はプルンプルンと8の字に動かして、お婆さんのお尻の臭いをかいだ時はファサッファサッと八の字にしっぽを動かす。


日頃見かけないOLのお姉さんが居たので、妖怪尻かぎはお姉さんの方へと急いで行ってお尻の臭いをかぎ始めた。


すると妖怪尻かぎはバタンと倒れて。ピクピクと痙攣していた。

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