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迷い鬼
余り通った事の無い道を通る時に妖怪『迷い鬼』が出てくる。
前を歩いているおじさんに迷い鬼が付きまとっている。迷い鬼はおじさんが分かれ道に遇う度に迷い鬼はおじさんの肩を叩いて道を指さす。
もちろん間違った道ではあるが、おじさんは迷いキョロキョロした挙げ句。迷い鬼が指さした道を選んで歩いていく。
おじさんが何処に向かっているのか何て知らないけれど。おじさんは迷い鬼が憑いている限り目的地には辿り着けない。
迷い鬼に離れてもらう方法は、地図を見せると迷い鬼は逃げて行くけれど。おじさんは地図を出さないのでずっと迷い鬼と居る。
いずれ地図を見るだろうと僕は何も言わず家に帰った。
―――――次の日―――――
僕が小学校へ通学していると。昨日のおじさんが迷い鬼とまだ一緒に歩いていた。




