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僕のお嬢様はハードボイルド  作者: 中村 冬也
良き時も悪き時も
15/18

part14

 夜の空気を引き裂いて、俺の体が落下する。

 

 パッと見、1㎞くらいは上空にいるから、地面に叩き付けられたらそれこそミンチよりひどい結果が待っていそうだ。

 

 ま、慌てず騒がず、冷静に。

 

 俺は落下しながら再び右腕と鼓膜に治療魔法を掛ける。

 

 ――よし、治療完了!

 

 俺は右腕が曲がる事と、右肩から出ていた骨が元の位置に収まった事を確認し、腰にあるベルトを引っ張った。

 

 その瞬間、マントが俺の体から切り離され、パラシュートのように広がる。

 

 マントの四隅からワイヤーが伸び、両手首、両足首に巻き付き、俺の体を固定した。

 

 これは魔法ではなく、ただの『魔銃士』の戦闘服に仕込まれたギミックである。

 

 ありがとう、名も知らない小人族の鍛冶師さん。

 

 そうこうしている内に、俺はクレーターの中央に着地した。

 

 マントを再び装着し、周囲を見回す。

 

 ダイヤモンド・エルダー・ドラゴンの姿はない。

 

 あのドラゴンが存在していた確かな証拠である宝石だけが、そこに横たわっていた。

 

 直径は1mもある、巨大なダイヤモンドだ。

 

 顔を近づけると、うっすらと俺の顔が鏡のように、その表面に映った。

 

 ダイヤモンドの表面には、達成感に満ちた笑顔を浮かべる、俺の顔が映っていた。


 そうだ、―—俺は勝ったんだ。


 俺はそう確信し、懐からトランシーバーを取り出した。


「……お嬢、こっちは終わった。そっちの進捗は?」


『神河君? 終わったとは?』


「ダイヤモンド・エルダー・ドラゴンなら倒した。――今から迎えに行くから、場所を教えてくれ」


『白氷鉱山の入口付近にいます』


「……近くに宝石獣はいるか?」


『いえ、いませんけど?』


「なら結構。すぐに合流するから、待っていてくれ」


 俺はそう言ってトランシーバーを切った。


 クレーターの外を見上げる。


 そこに、予想通りの人物が佇んでいるのが見えた。


「叔母さん」


 小さく呟いたつもりだが、叔母さんには聞こえたのかピクリと顔をこちらに向けて来た。


 予想通り、泣きながらこっちを見ている。


 面倒くさい人だ。


 俺は逃げたりせず、叔母さんに向けて歩き出した。


 叔母さんは、逃げなかった。


「倒したのね」


 予想外にも、叔母さんから話しかけて来た。


「ええ」


「どうして、倒せたのよ?」


「『0』を『1』にする事はできないが、『1』を『10』にする事は出来る。つまり、真下に向かって撃つ事によって、重力分の新たな『1』を加えたんです。なら、後は勝手に倍々ゲームで威力が増大します」


「……無茶するわね。お姉様ならこんな事はしないわ」


「どちらかと言うと、父の影響ですよ、これは。――それで、手駒は先程のドラゴンで終わりですか?」


「ええ。――あれを作るのに5週間はかかるわ」


 泣きながら、叔母さんはそう言った。


 随分と悔しそうだ。


 それよりもあのドラゴンを5週間でできる方が驚きだ。


 吸血鬼、恐るべし。


「1つ、取引をしませんか?」


「あなたの命を狙わない、というのは無理よ?」


「いえ、狙ってくれて結構です。頑張って生き残りますんで」


「可愛くないわね、お姉様の子供なのに!」


「……俺の母さんは、敵に命乞いする吸血鬼なんですか?」


「ぐぬぬ………!」


 随分と悔しげな表情を浮かべている。


 イジメたくなるなぁ、この顔。


 ……いや、やめとこう。イジメはよくない。


 もしかしてこの人、どんなドMでもドSにできる、稀有な才能の持ち主なのだろうか。


「……話を戻しましょう。1つ、提案ですが今まで通り、俺の命を狙ってくれてもいいですし、エルダークラスの宝石獣を出してくれても大丈夫です」


「……それで、何が望みなんです?」


「俺の依頼人を殺そうとするのは辞めて下さい。――正直、戦闘に集中したいんです」


「で、見返りは何かしら?」


「叔母さんがバラした『吸血鬼』と『宝石獣』の関係、皆に内緒にしておきます。小人族にも、俺の仲間にもね」


「………!」


「メリットはありますよ? 『吸血鬼』の一族から追放されずに済む上に、内外に俺を殺そうとしているのをアピールできるんですから」


「ぐぬぬ!!」


「ね、これで今日は手打ちにしませんか?」


 正直、血の繋がった身内と殺し合うなんて事もしたくないが、落とし所が解らなかったので、探り探りで俺はこう提案した。


 叔母さんは更に深刻そうな顔で悩んでいる。


「……解りましたわ。今後、あなたの護衛対象を『宝石獣』で襲いません。しかし、あなたの事は遠慮なく襲撃しますからね」


 暫く悩んだ後、叔母さんはそう言ってくれた。


 よかった。


「それで大丈夫です」


「結構。――では昇、今日の所は生かしておいてあげますわ」


 叔母さんは何だか悪役を演じているような態度でそう言うと、俺に背を向けた。


 暫く歩いた後、叔母さんは勢いよく振り向き、


「そこの宝石はあなたに差し上げますわ! 好きになさい!!」


 世界一気前のいい捨て台詞を残し、その体は霧のように掻き消えた。


 解ったよ、叔母さん。就職祝いとして、その宝石はありがたく貰っとくよ。


 しかし、体が霧のように消える魔法か。知らない魔法だ。


 母さんの血を吸っていれば知っていたのだろうか。


 ふと、叔母さんの言葉を思い出す。


 ――「お姉様は一族の約束を守ってくれたのね。私はそれが嬉しいの」


 『吸血鬼』の極秘事項を俺に引き継がせなかったのは、俺が『吸血鬼』から命が狙われない為の、母なりの愛情表現だったのだろう。


 結局の所、命が狙われているのだが、それでも母さんは俺が命を狙われないようにしていたのだ。


 『吸血鬼』の魔法に興味を持つのは、死んだ母さんに対してとても失礼な事だ。やめておこう。


「……さて、お嬢を迎えに行こう!」


 センチになった気分を切り替えるように、俺は努めて明るい声を上げ、お嬢がいるであろう『白氷鉱山』へ向かった。




 俺は早速お嬢と合流し、倒したダイヤモンド・エルダー・ドラゴンが落とした宝石の場所まで案内した。


 お嬢は巨大なダイヤモンドの原石を見ると、ゴーグル越しでも解る位に両目を輝かせた。


 あらゆる角度からから拡大鏡を使って鑑定した後、俺に向かって力強く親指を立てて見せる。


「合格よ。これでエンゲージリングを作ったら、死が二人を別つまで幸せを約束する指輪が出来るわ」


「よし、後はミスリルだな」


「何言っているの、商談が先よ」


「へ?」


「エルダー・ドラゴンを倒したのは、神河君。そして、このダイヤモンドは、そのドラゴンを倒して得た。なら、この宝石の所有権は貴方のものでしょう?」


 お嬢は、まるで世間話をするかのようなノリで、俺に向かってそう言った。


 あ、そうか。


 これの所有権、俺にあるんだった。


 俺が手に入れたモノはお嬢のモノ、という逆ジャイアニズムによって、勝手に勘違いしていたぜ。


 さすが、お嬢はハードボイルドだ。


 どんな状況でも筋を通す、という事らしい。


「これは提案ですが、一度『草津支部』まで戻りましょう」


「何でまた?」


「ここでは、あのダイヤモンドの価値を正確に鑑定できないからです。お値段を提示するからには、あなたにも判断材料がある事にこした事はないでしょう?」


「それは解ったが、『ミスリル』はどうする?」


「実は当てがあります」


 お嬢はそう言うと、俺の傍まで歩み寄り、俺の胸の辺りをトントンと指先で突っついてきた。


 うん? どういう事だ?


「鈍い人ですね? 先程、『オニキス・リザード』を倒した際、ミスリルを手に入れていたでしょう?」


「あっ」


「少し鑑定していいですか?」


「あ、ああ」


 俺は慌てて野球ボールぐらいの大きさの『ミスリル』の塊を取り出し、お嬢に差し出した。


 お嬢は再び鑑定モードに入り、暫く食い入るように『ミスリル』を眺める。


 そして、


「合格です」


 と、口に出した。


「今回の仕事は、これで終わりです。帰りましょう」


「了解。――おっと、こいつはどうしようか……」


 お嬢の合格判定に、俺は心の中でガッツポーズをとるも、重要な問題が生じる事になった。


 宝石の運搬、である。


 魔法で肉体を強化すれば、持てない事もないのだが、これでは両手が塞がる上に視野も制限される。


 こんな大きな宝石を担いで動いていたら、『宝石獣』からすれば、いい的だ。


 それは、やだな。


 できれば、避けたいなぁ。


 けど、やらないとなぁー。


 こんな時は便利な知識の宝庫、『親父ペディア』を頼もう。


 親父、おせーて。


 ――『ジークフリード商会』に有料の運搬サービスがあるそうだ。


 料金は、距離によって変わるが、ここまでの距離なら500万円との事。


 高いっ!


 今回の依頼料、360万円より高いっ!!


 ……、仕方がない。


「……お嬢、提案いいか?」


「どうぞ?」


「『ジークフリード商会』に、このダイヤモンドの運搬を依頼したい」


「その方がよさそうね」


「運搬費だけどさ……」


「フフ、このダイヤモンドの所有権、神河君な事、覚えています?」


「ああっ!?」


「フフっ、ご馳走様♪」


 ……お、お嬢、――ま、まさかこれを見越して、商談を後に……!


 ま、泣き虫叔母さんから苦労して手に入れたこの宝石、適当な値段で買い取られるも個人的には癪に触る。


 俺は少し悔しい思いをしながらも、胸元の無線機で矢澤さんを呼んだ。


 さて、何でもして貰おうか。


『昇君、どうしました?』


 コールボタン一つで、矢澤さんは出てきてくれた。


「あ、矢澤さん? 一つ、頼みたい事があります」


『エルダー・ドラゴンが出て来たんですか……!?』


「それなら倒しました。頼みたい事は別件です」


『~~~っ!』


 俺の何の気なしの報告に、無線機の向こう側から声にならない歓声が聞こえて来た。


 そこまで喜んでくれるとは、命を賭けた甲斐があったもんだ。


『そ、それで、ご用件は?』


「ドラゴンを倒したのは良いんですが、大きな宝石を手に入れたので、運搬の手配をお願いしたいんです。代金は後で請求書、回してくれます?」


『かしこまりました!』


「じゃ、よろしくお願いします。場所は、――えーと、『白氷鉱山』から東に5㎞位の所です。解らなかったら信号弾を撃ってください。こっちも撃ちますんで」


『はい!』


 トランシーバーから、元気な返事が返って来た。


 うん、頼もしい担当官だ。


「すぐに来るってさ」


「結構♪」


 ガスマスク越しでも解る、上機嫌な声でお嬢はそう言った。




 暫くした後、他の『魔銃士』に護衛される形で、矢澤さんは俺が作ってしまったクレーターにやって来てくれた。


 今回の護衛は、現場に慣れ切った貫録すら感じられる、大学生位の男性『魔銃士』であった。


 到着した途端、嫉妬と羨望が混ざったような眼で、俺を観察し始めた。


 挨拶もなしに無遠慮な人だ。


 ま、気持ちは解る。


 駆け出しの『魔銃士』は、こういった他の『魔銃士』が獲得した宝石の運搬という、雑用業務をこなして実績を積み重ねていくそうだ。


 恐らく、彼は『B級ライセンス』を持った『魔銃士』だろう。単独で仕事を受注できるが、大きな仕事はまわされないクラスの『魔銃士』は、このランクである。


 こういう業務もせずに、俺にデカい仕事を『ジークフリード商会』が任せてくれるのは、一重に親父の知識と経験を『吸血鬼』の力で引き継いでいるからである。


 ま、今は矢澤さんの相手をしよう。


 不躾な男と睨めっこするより、年上のチビッ子お姉さんと楽しい仕事の会話を選ぶのは、親父の記憶を使うまでもなく、ごく自然な事だ。


「お疲れ様です、昇君」


 と、矢澤さん。


 流石に『トワイライト』の瘴気は小人族でも有害なのか、口元を覆う形のマスクをしている。


 顔の半分は隠れてしまっているが、上機嫌なのは見れば分かった。


「どうも、矢澤さん。早速で悪いんですけど、アレの運搬、お願いします」


「喜んで!」


「それで、お値段は……」


「それなら、負けませんからね」


「返事、早っ」


 ほぼ俺の「お値段」の部分に被せるような速さで、矢澤さんはそう言った。


「こちらも商売ですから、悪く思わないでください♪ リクエスト通り、後で昇君のお家に請求書を回しておきますから、月末までに支払って下さいね」


「やっぱり、そーなるかー。あーあ、今回の報酬、これでパアだよ」


「でしたら、後で私と個人的にお食事しませんか? 何でも奢ってあげますよ?」


「えっ、いいの!? しかも何でも!?」


「勿論ですとも」


「回らないお寿司でもいいんですよね?」


「ええ♪ 美味しいお寿司のお店、予約しておきますね」


 そんな感じで俺と矢澤さんが楽しく仕事の会話をしていると、


「あ~、コホン!」


 と、お嬢が咳払いした。


 んー、お嬢? 風邪か? ハードボイルドじゃないぜ、ソイツは?


「矢澤さん、神河君、早く戻りましょう。コレを買い取るのに鑑定しなければいけませんし」


「えええぇぇぇっ! か、神河君、これをエリーゼさんに売却するんですかっ!?」


 急に、矢澤さんが素っ頓狂な声を上げて、慌てて俺に詰め寄って来た。


 おぉ、何だ、何だ?


「ええ。お嬢も合格と言っていますし、コイツを素材にして指輪を作って貰います。討伐して手に入れたので、所有権が俺にあるので、正確な値段を鑑定した上で、お嬢に売却する予定ですけど」


「えええぇぇぇっ、『草津支部』に売却しないんですかぁ!?」


「何を言っているんです? 『魔銃士』たるもの、依頼主を優先します。売却なんてしませんよ? ――あ、一応、オニキス5つは鑑定してもらった上でそちらに売却しますけど」


 矢澤さんの泣き声が混ざった声に、俺はそう答えた。


「そういう訳なの、矢澤さん。この宝石は鑑定が終わり次第、『カルティエ』が買い上げますわ。それとも、私と競売します?」


 マスク越しにドヤ顔をしているのが解るような声で、お嬢はそう言うと、何故か俺の右肩に自分の肘を乗っけて来た。


 俺の背が高いから、随分と無茶な姿勢になっているが、まぁお嬢が肘立てを望むのなら、お望み通りに致しましょう。


「うぅ、『カルティエ』の財力と『草津支部』の財力じゃ勝負になりませんよぉ」


 涙目になりながら、矢澤さんがそう言って、がっくりと両肩を落とした。


 あぁ、そうか。


 さっきから何を言っているのかサッパリだったが、ようやく合点がいった。


 魔銃士が獲得した宝石を、依頼主と『ジークフリード商会』の両方が買い取りを主張する場合もあるのだ。


 そりゃそうか、直径1mのダイヤモンドだ。


 『ジークフリード商会』も商売用としてその原石をストックしておく事のメリットは計り知れない。

 

 俺の事情としては、依頼主が所望しているんだから、俺はお嬢に売る以外の選択肢なんて持っていないのだが、『競売』という形で『ジークフリード商会』と依頼主が争う場合も往々にしてある、というのが親父の知識だ。


 『競売』とは、オークションの事である。つまり、お互いに買い取りの値段を吊り上げて行き、最終的に高い値段を提示した方が買い取るという仕組みである。


 矢澤さんが諦めたのは、『草津支部』だけの財力ではお嬢のバックにいる『カルティエ』の財力で『競売』しても勝ち目が無いと悟ったからだ。


「解りました。この宝石は諦めますが、昇君が採って来てくれた他の宝石の買い取りはいいんですよね?」


「ええ、構いません」


「はい。――それでは、筧さーん、運搬お願いしまーす」


 色々あったが、矢澤さんは納得して引き下がってくれたようだ。


 勝ち目のない戦いはせずにアッサリと引く主義のようである。


「あいよ、矢澤さん」


 筧と呼ばれた男性『魔銃士』は、ぶっきらぼうな口調でそう返事をした。


 そのまま手際よく、地面にからダイヤモンドを引きずり出すと、持ってきた毛布でそれを包み、運搬ユニットに固定する。


「よっと」


 軽い掛け声の後、筧さんは直径1mのダイヤモンドを背負い上げた。


 手慣れている感じからして、こういう仕事は沢山やって来たのであろう、と俺は推測した。


「じろじろ見るんじゃねー、このガキ。置いて行くぞ」


 自分の事は棚に上げて、筧さんは不機嫌そうに俺に向かってそう言うと、スタスタと歩き出した。


 やれやれ、どうも仲良くなれそうにないな、この人とは。


「無礼な人ね」


 相変わらず俺の右肩に肘を置いていたお嬢が、やや不機嫌そうにそう言った。


「そうだな。――お嬢、いい加減に肘を下してくれないか?」


「あ、ごめんなさい」


 エリーゼのお嬢はそう言って、慌てて俺から離れた。


「さ、帰りましょうか、神河君」


「ああ、お嬢」


 俺はそう言って、歩き出した。


 暫く歩き、彼方から視線を感じたので、俺はその方向に顔を向けた。


 ――いた。


 宝石が点在する大きな山の頂上に、銀髪を風に揺らす、少女の影が。


 叔母さん。


 ドラゴンの主は、まるで玉座にいるかのように、山頂の上に立ち、この世界を去ろうとする俺を見詰めていた。


 まるで、見送るかのように。


「また来るよ。――そして、何度でも生き残る」


 その人影に向けて、僕は呟く。


 その瞬間、遥か遠くにいる叔母が、何故か微笑んだような気がした。


 何で解ったかって?


 叔母さんの頬が、涙で濡れていなかったからさ。



 こうして、僕の始めての『魔銃士』としての仕事は終わった。

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