魔法習得の道
うん、どうやらレンガを焼くのも簡単ではないらしい。
「ねぇ、ラグズ、魔法の練習ってどうやったらいいのかな?」
聞いたところによると、彼らは一旦大精霊様のところに報告に行くそうだ。彼らが居なくなったらすぐに何もできなくなるというのは困るのだ。
私も魔法が使えたら色々と実験できるだろう。
そもそも魔法を使えるようにならないと、というわけだ。
「魔法の練習なら昨日からずっとしていますよ。」
「?」
「想話ですよ。今は私達がアリス様がアルルカナンを操作しやすいようにサポートしていますが、今の"感じ"を覚えておいて、想話の練習をなされば、それが自然と魔法の練習になります。」
「要するに!"想話"ってのは自身の意思、思考を伝える、共有するためのモノなのは分かるでしょ?それを生き物相手だけじゃない、世界相手に試みれば"魔法"になるの!ただ、やっぱり相手が相手だけに疎通を図るのは難しいわ。そこは相性ってことね。」
カノが横槍的に説明してくれる。意外に説明上手なのね?
ギロっとにらまれる。ななな、なんでもないですよー。
「ありがとう、カノ。わかりやすかったわ」
「ふん。」
聞いていてちょっともしかしたらってところはあるのだけれど、なんだろうね?前世では魔法なんてなかったわけで、身体が知っているというかなんかわかったんだよね!まぁそこはボチボチ様子見で。
4人に各々の魔法を使ってもらう。
私はアルルカナンの動きに集中している。
うん、私の考えがあっているようだ。
つまり、想話の対象によってアルルカナンを各々に適した形で伝えなければならない、ということだ。
例えば、周波数のように、相手によって波の形を合わせる。
または、モールス信号のようにアルルカナンを断続・不定期に放射する。
4人の魔法をみていると、多少の差異はあるが、それぞれの癖があり大枠では似通っているのだ。
なんで、アルルカナンの微妙な差異が感じ取れるのかわからないけれど。
こうして魔法実験で一日を終えた。
4人と別れた私はマーニ君が帰ってくるまで家の前の畑で練習していた。雑草の根っこ周りの土を引き離すように・・・・・・。
おおう!成功ニャ!ちょっと撫でただけでボロボロととれる!
これは気持ちイイ・・・って肝心の御芋?さんもとれちゃったorz




