表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私はねこになる!?  作者: 夢辺 流離
22/136

地下迷宮にむけて 後編

 三十六計 逃げるにしかず---最も三十六計についてそもそも詳しく知らないのだけれど。ともかく基本モンスターとの戦いは回避の方向でいくため、専ら走法の訓練中ニャう!上下にではなく、前方に向かってうまくエネルギーを使えるように・・・と思っているのだけれど、なかなかうまくいかニャい!こうしたらいいのではないか?と試みる度に遅くなったりすることもある。鏡やビデオカメラを使って自分がどう走っているかを客観的に見られたらいいのだけれどないものねだりをしても仕方ニャい!色々と試してみつつ、自分に合うものを取り入れていくのであった。


 身体をバネのように縮めては伸ばし、ストライドを大きくとって走る。周りの景色が後ろへとぐんぐん流れすぎていくのを感じながらアリスは満足感と心地よさを堪能していた。同時に感じる疲労感さえもむしろ充実感を感じさせるものであった。とにかく出来る限りのことはやった、と達成感に浸っていた。食材の入手は流石に諦めて、家に帰る。お世辞にも美味しいとは言えないマーニ作の食事も今日はあぐあぐと食べる。反動が後からやってきたのか、眠気に勝てず、なんとか寝床まで歩いて、ポテっと倒れこむと、身体を丸めて尻尾を枕に夢の中へと旅立ったのだった。

「なんか今日はとってもご機嫌さんだったね。なんかいいことあったのかい?」マーニが鼻をつついて微笑むが、うにゃんと前足で払われただけで応えはなかった。


  翌日は筋肉痛という名の金縛りで迷宮入りが遅れたのであった。



名 前 アリス

飼 主 マーニ・フリームノート

クラス 御つかいみつかいにゃ


ステータス


生命力:006(±000) 魔 力:005(±000)

筋 力:???(±000) 知 力:012(±000)

器用さ:004(±000) 精神力:010(±000)

敏捷性:010(±000)


特技

ねこぱんち(Lv03) 発想 飛び(Lv11)樹上 走行(Lv02)

畑 ワーク(Lv03) ねこ かき(Lv02)狩猟豹走行(Lv02)


取得称号

飼い 九死一生 キレイ好き 果物大好き 鮭獲 重箱の隅

チャレンジャー 野良 畑の番人 冒険猫見習 迷い 山 

ランニャング・ハイ New!


 普通なら回復薬とか準備していくはずなのに、その辺はまるっと忘れております。ゲーム知らずのマイナス作用か!?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ