初めての心霊体験!?
山頂へときつい坂道を一直線に行くか、九十九折に行くことで若干緩やかに登るかイメージとしてはそんな感じでした。
せっかく採った果実をつい夢中になって食べきってしまった私は落ち込んでいた。その姿を見たら文字通り小さい背中だと思うのかもしれない。
流石にもう一度戻って最初からやるのは身体の負担を思うと厳しいだろう。労働?の後の果実はその果汁が喉を潤し、ちょっと強めの酸味も疲れた身体に染み入るかのようであり、もう一度採りに行きたい誘惑に駆られるが、不慮の事故などが起きるのも困る。ここはこれで退いておくのがいいだろう。名残惜しそうに、未練がましく振り返りながら家に帰るとそれなりに遅い時刻で、マーニ君に怒られたのだが晩御飯の味の薄いスープと硬いパン(エイファさんに教えてもらったのか雑草は入ってなかった)を前に、自分だけ美味しいものを食べてきてごめんなさいとマーニ君の肩に手をやる、反省。マーニ君は不思議そうにこちらを見ていたが。
すっかり疲れてしまった私は無意識に本能でバスケットのベッド?に入ると眠ってしまったのだった。
か、身体が動かニャい!前世でも味わったことのニャい金縛り!?いや、非常にゆ~っくりとだが動く。麻痺・・・というか痺れているというのが正しいような気がする。残念ながらいつものポーズは無理だ!
とまぁ、身体が動かないので仕方なく頭だけ働かせるのですが、せいぜい昨日食べた果実くらいしか思いつくものないんですよね~。マーニ君も痺れていたら、昨日の晩御飯だろう、何を作ったんだ!とまぁそれほど待つことなくマーニ君も目が覚めたようで、寝ぼけたまま顔を洗いに行って壁に頭をぶつける。あ、やばい、なんかかわいいじゃない。うんどうやらあの果実のせいだったみたいだ、疑ってごめんよ。とまぁいつまでも起きてこない私を見に来たマーニ君。私が目を開けてるのに動けないのに気づき、慌ててヨルガンさんのところに連れてかれました。よっ先生お久しぶり!ってそんなに経ってないか。手を挙げて挨拶しようとしたがやはり腕が上がらない。一通り検査を受けて問題なし!って、ええ!?いや本当に身体動かないんですよ!やぶ医者だったのか!?
「恐らくただの疲労だろう。好奇心が強いのか、はしゃぎ過ぎたんだろう」
呆れたようにこちらを見る先生。それに続くマーニ君。
ああ、もしかしてこの感覚、人間なら
筋肉痛
に当たるのではないか?昨日、八艘跳びよろしく過激に動きすぎたらしい。その日私はゆっくり過ごさざるを得ないのでした。




