ひとりぼっちマーチ
あるところに女の子がおりました。
その女の子には両親がおりました
二つ上の兄がおりました。
女の子はピアノが弾けます。3歳だった女の子に両親がピアノと、それを教えてくれる先生を与えたからです。
その女の子は本が好きでした。園児前の年から母と図書館に連れて行ってもらっていました。
その女の子は泳ぐことも上手です。両親が幼稚園のスイミングクラブを女の子に進めたからです。
ちょっと大きくなって、女の子は詩が好きになりました。小学校の先生にたくさん褒めてもらったからです。
勉強も好きでした。先生は面白いことを面白くして教えてくれました。
女の子は料理が好きになりました。三日坊主な母と料理の計画を立てました。
虫も好きでした。父が怖くないと教えてくれたからです。
友達ができました。一緒に学校中を駆け回りました。こっくりさんをして皆で怒られました。
中学、高校を経て女の子は大学に入りました。
女の子には同い年の彼氏ができました。
幅の広い友達ができました。
料理•ピアノはほどほどの腕でしょう。
本がとても好きなのは相変わらずですが、新たに漫画も好んで読むようになりました。
女の子は女の人になっていました。
十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人
女の子はどんな大人になるのでしょうか
誰とと出会い、どのような子供を育て、どうやって最期を迎えるのでしょう
あなたはどんな人ですか




