スイッチ
スイッチ
最近、特別篇の執筆とその取材でこちらの更新がはかどっていなかった。
本来特別篇に入る内容なのかも知れないが、当地で強く感じたことなので本編に投稿することにしようと思う。
毎日のように作品を執筆し、複数作品を取り扱っておられる方がたくさんここにはいらっしゃる。それは日常に置き換えれば家事をし、仕事に行き、育児もし、といったところだろうか。
当たり前、といえば当たり前と言われそうなことではあるのだが、少し前、いわゆる出発する前の自分は「何でそんなことができるんだろう」という考えで一杯だった。いわゆる「静」「オフ」の気持ちだ。
しかし、帰ってきて短期とはいえ二作品を掛け持ちする、いうならば家事と仕事をやるということに決めたとき、気持ちは「動」「オン」に近かった。
帰ってきてすぐ、人と話をすることがあった。約一時間、帰ってきたばかりの興奮を自分の中で整理するように話をしながら、私の口から出てきた言葉は
「「動」のスイッチも「静」のスイッチも自分の心の中にあるんですね」
その人は同意してくれた。
今、少し前とは違うスイッチが私の中で作動しているようです。
また前のようなスイッチモードに戻っても、他人の言葉でなく、自分で自分のスイッチを切り替えることができる、とわかったから、必要に応じて自分で私のスイッチを入れかえよう、という気持ちになれると思うのです。