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 先日、運転免許の更新に行ってきた。居住地が変わり、住んでいる人間も桁違いな場所での免許の更新である。以前居住していた場所の日曜日の更新並みの人数が平日に更新していた。免許を更新するだけで済んでよかったと思えた。


 運転免許取得には並々ならない、もうとんでもないともいえるほどの思い出がある。通常自動車学校に通って免許を取得する場合、決められた過程と金額が設定されているが、それを超えた場合補習代として一回一定の金額を後日徴収される。この補習代の額が通常の課程並みになってしまった。ちなみに、すべて実技の補習であった。

 考えてみると、必要に迫られてマニュアル免許取得コースを選択したのだが、それが首を絞めていたのかもしれない。結局、マニュアル車を運転する機会は片手で数えるほどしかなかった。


 紆余曲折あった免許取得、それから数年後、簡単に免許を更新できない状況に陥ってしまった。その当時その状況が免許更新に影響があることを全く知らなかったため(ようやくその状態で免許取得が許可されるようになった世論だったらしい)、何も知らず免許更新に行ったら別室で取り調べを受けるかのようなことになってしまった。


 免許の取り消し、返上…免許取得までの課程を振り返ると、非常に悔しかった。だから、きちんとした手続きを踏んで、正式に免許の更新を行うことができた。しかし、運転に関しては非常時以外は自重した。


 今回の運転免許の更新も、事前に念入りに準備を行い、以前のような別室取り調べを行われるようなこともなく、スムーズに進み、無事に更新を行うことができた。現状は車を運転する必要性がないため、運転することはない。だが、これから運転の必要が出てくるかもしれない。それゆえ更新をしておかないといけないと思ったのだ。


 天国から地獄に落ちたと思ったような別室での取り調べの免許の更新を思い出すと、今回のように事前の念入りな準備は必要なのだな、と思う。現状のような社会の目を見ると特に。


 今回対応していただいた警察官の「これからはこちらで取扱いいたしますから大丈夫ですよ」という言葉とその笑顔が私に大きな安心をくれた。


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