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大掃除顛末記

新年あけましておめでとうございます。本年も『花鳥風月』をご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。それでは、本文をどうぞ。


大掃除顛末記

 

 あれだけ苦手と言って、どうにか逃げたかった大掃除。なんと、年内に余裕を持って終わらせることができたのだ。自分でも驚きだった。

 

 きっかけは、居間の一部をいつものように整理しておこうと思っていただけの行動だった。そこから、「あ、ここもきれいにしよう、この机もきれいにしよう、いらないものはくくってしまおう」という思い付きが「降りてきた」のだ。こういう思い付きが降りてくるのは年に数回、降りてこない年もある。

 

 その日は一部屋を丸々、降りてきた勢いで掃除してしまった。翌日は「降りてきた」勢いが逃げないように、大掃除用具を買い出しに行ったが、そこで「北川謙二」を耳にしてしまった。それに関しては第二十四篇:「北川謙二」に述べてある。


 そこから、範囲の狭いところからスタートし、一番手のかかるコンロをゴールにすることで挫折しないように掃除を始めた。これまで掃除したことのないところまで手を伸ばし、化学雑巾やウエットティッシュ、キッチンペーパー、雑巾、はたき、掃除機とありとあらゆる掃除用具を駆使し、家の中のあらゆる場所を掃除した。これまでになく掃除した感がある。


 最後に掃除した個所は最初に掃除した居間である。通常は外出ついでに某ロボット掃除機で掃除しておいてもらうというぐらい掃除機を持つのが嫌いな人間なのだが、今回ばかりは掃除機を握り、隅から隅までくまなくきれいにした。これで大掃除完全終了である。気分もものすごく晴れやかである。


 来年も「降りてきて」くださればよいのだが、と思うのだが、その前に日常的にきれいにするように「降りてきて」頂きたいと思うのは贅沢すぎる願いだろうか。


 もちろん、某ロボット掃除機も内部から外装まできれいにした。しばらく正月休みを取ってもらうことにしている。


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