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北川謙二

  北川謙二


  あれだけ苦手宣言をしていた大掃除だが、つい先日部屋の大掃除をふとしたきっかけで始めてしまい、この勢いだと思って台所中心の大掃除用品を近所のドラッグストアへ買い出しに行った。


 そこでぼんやりしながらレジ待ちをしていると、耳にしたことがある曲が流れている。ああ、『北川謙二』ってタイトルなら何かの媒体で聞いたな、AKBだったっけ?NMBだったっけ?とぼんやりしていると、この曲のサビが頭の中を侵食してくるのである。


 初めてである。家に帰って街角で流れている音楽を聴いてみようと思ったのは。


「北川謙二」(きたがわけんじ)は、NMB48の6枚目のシングル。タイトルの「北川謙二」は実在の人物名で、AKB48の映像コンテンツの担当者。歌詞は北川に嫉妬する男性を歌ったもの。[出典:Wikipedia 「北川謙二(曲)」より抜粋]


あまり音楽、特に歌詞がある曲には興味がなく、特に歌番組も好んで見る性格でも昔からなかったが、この曲には正直引き込まれてしまった。


男性もやはり彼女の元カレに嫉妬心を感じてしまうのだろうか。女性であれば「今カレの元カノのことがすっごく気になる!」という話は聞くのだが。

ということで、直球に夫に聞いてみた。


大前提として、私の人生で付き合えた男性というのは現夫のみである。こちらから告白してまさに風速十メートルの風に舞う桜のように散ってアスファルトにたたきつけられて多ような片思い(しかもそれを三度繰り返した懲りないパターン)や研究室の同級生で趣味が一致したがために半年ほど教授や後輩に誤解されていたパターンがあるが、すべて元カレでは一切ないことを宣言しておく。


「もし私の元カレが目の前に現れたらどういう反応する?」

「うーん…現れた目的によるかな」

「じゃあ、とりあえず高校生カップル的な設定で、挑発的な感じで、例えば私が元カレと今カレを比較するみたいな感じで」

「そんな女と付き合うの自体嫌」

「ま、とりあえず元カレなんていないけどね」


当然この話のネタにすることは説明済みである。

結論として聞き出せたことは、一般的にやはり男性でも今カノの元カレは気になってしまうようである。


歌詞の内容をひとまずおいて、メロディーが頭に入り込んでくるような曲というのはやはり成功した曲といえると思われる。世代によって入り込みやすいメロディーは違うだろうが、この曲のタイトルとメロディー、これにすっかりはまってしまった。さらにタイトルに人名を使うという発想は、歌詞に合わせて例えば形容詞などを使うよりも人を惹きつける。

やはりこれだけの才能のある人というのが世の中にいるのだな、と感心してしまう。


ちなみに引用出典したwikipediaの「北川謙二(曲)」の項目を見ていると発売されたCDには3タイプあるようだが、その違いがピンと来ないのはもともと私が歌やCDに興味がなかったからだろうか。


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