表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/6

五章 〜テスト〜

初めての戦闘です。まだ初心者ですので変なところがありましたら指摘してもらえるとありがたいです。

「俺は何をすればいいんだ?」


聖夜はいきなり本題を切り出した。


「あなたの最終目標は、ファーストを破壊することよ。」


綾香はさらに話しを続ける。


「そのためにまずはあなたをチームに編入させます。」


「チーム?てことは他にも仲間がいるのか?」

「そうよ。あなたと同じ、強化人間のね。」


「それで、俺は何て言うチームに入るんだ?」


聖夜は率直に言った。


「それを決めるためにあなたの適正テストを行うのよ。」


「適正テスト?」


「こっちにいらっしゃい。さっそく始めるわよ。」


綾香はそういうと何か持ち出してきた。


「今から射撃のテストを行いにくいます。」


綾香が持ち出してきたのはアサルトライフルだった。

「ちょっと待て!俺はそんなもの撃てねぇぞ!?」


当然だろう。3〜4時間前までは普通の高校生だったのだから。


「いいからやりなさい。あそこから的が出て来るからそれを撃ちなさい。」


そういうと綾香はライフルを手渡してきた。


「はぁ……しかたない。」

聖夜はライフルを受け取り構えた。


「始めるわよ。」


綾香がそういうと的がでてきた。


「…………………。」


聖夜は集中する。すると


「なんだ?的が遅い?」


聖夜の目には的がスローモーションで写っていた。


「これぐらいなら……!」

聖夜は引きがねに力を込める。


ズガァァァァン!


見事に的は砕けていた。


「射撃はまあまあね。」


綾香は何かを記録している。


「聖夜、次は格闘戦のテストよ。いまからこれと戦ってもらうわ。」


綾香が示した先には人型ロボットがあった。


「これって……そのロボットとですか?」


「そうよ。」


綾香はロボットに近づきスイッチをいれた。


ウィィィィン


ロボットは動きだした。


「始めるわよ。」


綾香がそう言った瞬間、いきなりロボットが殴りかかってきた。


「うわっ!?」


聖夜はぎりぎりの所で体を捻って避けた。


「くそ!いきなりかよ!」

そういうと聖夜はロボットの足を払う。するとロボットはこけた。しかし、すぐにたちあがり聖夜に蹴りをかます。


「この野郎!」


聖夜は蹴りにきた足を掴み、そのまま折ってしまった。周辺に機械の残骸が散らばる。


「これで……どうだ!」


聖夜は片足を失い、倒れているロボットの頭を掴み、そのまま床にたたき付けた。

ドガァァァ!


ロボットの頭が半分ほど潰れ、そのまま動かなくなった。


「格闘は優秀……と。」


またもや綾香は記録している。


「聖夜。あなたの所属するチームが決まったわよ。」

「どこだ?」


「チームアルファよ。」


「チームアルファ?どんなチームなんだ?」


聖夜が尋ねる。


「チームアルファは、先陣をきって敵と戦う、いわゆる前衛よ。」


「前衛ねぇ…。他にもチームはあるのか?」


前衛があるなら後衛があるに違いない。


「強力な火力で前衛を援護するチームベータ、前衛と後衛の中間に位地し、臨機応変に動くチームガンマがあるわ。」

綾香はそのまま話しを続ける。


「ついてきなさい。チームアルファのリーダーに合いにいくわよ。」


そういうと綾香はさらに奥へと進んでいく。


「あ、おい。ちょっとまてよ。」


聖夜も後についていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ