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二章 〜決意〜前半

指摘してくださった方々ありがとうございました。指摘された所に気をつけて書いてみました。良くなっていたら幸いです。あとプロローグと一章を少し修正しました。

タッ タッ タッ ダン!


一人の男が走り幅跳びをしている。しているだけならいいのだが飛距離が半端ではない。軽く20メートルは飛んでいる。普通の人間には不可能だ。


「おい、なんなんだよ、あれは………。」


聖夜は目を丸くしてその光景を見ていた。


「あんなこと、まだ序の口よ。こんな事で驚いてたら身が持たないわよ?」


綾香は当然のように答えた。

「聖夜。こっちにきなさい。」


「なんですか?」


聖夜が綾香に近づきながら尋ねると


「これを持ち上げてみて?」


綾香の示す先には一本のバーベルがあった。しかし、そのバーベルにはかなり大きい重りが付けられていた。


「もちあげるって……これ何キログラムあるんですか?」


聖夜が尋ねると


「そうね。300キロぐらいかしら?」


綾香はさらっと答える。


「300キロ!?そんなもの人が持ち上げられるわけないじゃないですか!」


当然だ。普通の人間ではピクリともしないだろう。


「普通の人ならね。」


綾香は笑みを浮かべる。


「いいからやりなさい。」

「……しかたないか。」


聖夜はバーベルの棒を握った。そして一気に力を込めて持ち上げようとする。


フワリ……


「あれ?」


聖夜は一瞬何が起きたか理解できなかった。聖夜は300キロもあるバーベルを軽々と持ち上げたのである。

「なんなんだ!?このパワーは!?」


「それがサテライト・ゼロの力よ。凄いでしょう?」

綾香は自慢げに言った。


「その力であなたがファーストを倒すのよ。」


綾香がそう言った時、


「ちょ、ちょっと待ってください!」


聖夜が待ったをかけた。


「何?」


「ゼロの力が凄いのは分かりました。けどやっぱり戦争には行きません!」

綾香はその言葉を聞いてため息をついた。


「まだそんなことをいってるの?あなたが戦わないと日本は滅ぶかもしれないのよ?」


綾香はそう言うとリモコンみたいな物を取り出し、ボタンを押した。すると壁にスクリーンがでてきた。


「ちょっと見てちょうだい。」


スクリーンに映像が映し出される。

「こ、これは………。」


そこには廃墟となったニューヨークが写っていた。

読んでみての感想をお待ちしています。

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