一章 〜変化〜
更新遅くてすいません(汗出来るだけ早く更新しようと思います。まだまだ未熟者ですがこれからもよろしくお願いします。
「う……ここは……どこなんだ?」
聖夜が目を覚ました場所は、自分の寝ているベッド以外何もない殺風景な部屋だった。
「とりあえず外にでてみるか……。」
と聖夜が立ち上がろうとした時、
ガチャッ!
音とともに扉が開いた。
「誰だ!」
「あら。もう起きてたの?」
「……あんた、誰?」
聖夜は目の前にいる紫色の髪に白衣を着た女にたずねた。?
「私の名前な縦波 綾香。この研究所の責任者よ。」
この女は綾香というらしい。
「その綾香さんが俺に何の用ですか?拉致みたいなことまでして。」
そうだ。話しだけならこんなことをしても意味がない。
「隠しても意味がないからいうけど………。」
重大な話しらしい。綾香の顔が真剣な顔付きになる。
「あなたは戦争のために新兵器サテライト・ゼロを埋め込み、強化人間にするためにここに連れてこられたのよ。」「………は?」
訳がわからない。
「おい、ちょっと待てよ!強化人間って……。だいたいそんなこと俺が許可する訳ないだろう!戦争なんてまっぴらだ!帰らせてもらう!」
聖夜が扉へ向かおうとしたとき
「いっておくけどあなたに拒否権はないわよ?」
「はぁ!?なんでだよ!?」
「すでにあなたは強化人間になっているのだから。」
「何ぃ!?」
聖夜は自分の体を調べてみたが特に変わっている所はない。「………何も変わってないが?」
「そうでしょうね。なぜならサテライト・ゼロは体内に埋め込む物なんだから。見かけに変わりはないけど身体能力は異常なまでに上がっているはずよ?」
綾香はそういうと扉に向かって歩きだした。
「おい?どこいくんだよ?」
聖夜がそう尋ねると綾香は
「ついて来なさい。サテライト・ゼロの凄さ、見せてあげる。」
「え?」聖夜は言われるまま綾香についていった。