プロローグ
2062年8月14日
「くそっ!なんでこんな暑いなか研究所になんか行かなければならないんだ!」
彼の名前は『虚木 聖夜』いたって普通の高校生である。
なぜか聖夜は日本の最高機関の一つ、機械学研究所に呼び出されているのである。
「しかも今は戦争のおかげで交通機関は止まってるし……。」
そう、今この世界はファーストという敵との世界の真っ最中なのである。「しかも戦争をしているということ以外、なにも国から知らされてないってどういうことだよ。」
ぶつぶつ独り言を言いながら歩いていると丘の上に白い建物が見えてきた。
「お、あれか。」
聖夜は研究所のほうへ歩いていった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「なんなんだよ、この大きさは………。」
聖夜は建物の大きさに溜息をつくばかりだ。 それもそのはず、研究所は東京ドーム5〜6個分ほどの敷地なのだから。
「ま、まぁとりあえず中にはいるか。」
「虚木 聖夜様ですね?あちらの部屋でお待ちください。」
受け付け員が笑顔でいった。
「はい。わかりました。」
聖夜は待合室と書かれた部屋に入り、置いてあった椅子に腰を降ろした。
「ふぅ…。それにしても研究所が俺に何の用があるんだ?」
聖夜がふと疑問をもった時、 ウィィィィ、ガシャン!
「な、なんだ?なんなんだよ?これは?」
いきなり音とともに入口が閉ざされたのである!!
ブシューーー
「なんだ?このけむ…りは……あれ?な…んだ…か…ねむ……く……」
聖夜は眠りに落ちてしまった。
まだプロローグですが感想など送ってくれるとうれしいです?