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あははと和は笑うが、慧は笑っていない。
「私はこんなにも好きなのになっ☆」
「う、うっさい」
和はわざとらしく甘えると、慧は狼狽えた。
鈴桜はこの2人の様子にピンと来た。
(そうなのか、そうなんですか!?)
内心歓喜しながらも、そういう間柄は良いなあと憧れを抱くのだった。
チラリと鈴桜は美兎を見る。
この人は何を考えているのかと様子を伺うも、舞と話しているだけでよく分からない。
「各務ちゃん飲み物持って!」
和が慧から話を逸らすために鈴桜にコーラを持たせて立ち上がらせる。
戸惑いながらも鈴桜は立ち上がると全員の視線が集まる。
舞は初々しさに目を細めていた。




