5話
タイトルのガチャが未だに出てこない詐欺。
このペースだと10話ぐらいになりそう。どこで計算間違えた?
今日中に10話までアップできるかな
一限目の授業が終わると同時に、教室は一気に騒がしくなった。
騒がしい原因の中心にいたのは、佐藤莉緒だ。
「白雪澪ちゃん、ミオちゃんて呼んでいい?」
「制服めっちゃおしゃれだね。関西のどこに住んでたの?」
「今朝大変だったよね〜。転校初日なのにね?」
佐藤莉緒と仲のいい男女グループが近くにきて色々話しかけてるが
白雪澪さんの隣に来ては、質問攻めをしまくる。
近くには来てないものの、他のクラスメート達も
遠巻きに白雪さんを見てるようだった。
まあ、あれだけ綺麗なら騒ぐよな……。
俺はノートを閉じながら、軽くため息をついた。
「ねぇねぇ、ミオちゃんって部活とか決めてる? うちの学校ってさ部活は絶対入らないといけないルールでさ」
「はい、朝教室に来る前に担任の先生からお聞きしました。来週中には決めてほしいそうですよ」
「じゃあさ、バトン部こない?うちが手取り足取りおしえるよ」
「えっと……バトン……ですか?」
「そう!超歓迎するし!めっちゃ可愛い衣装着るんだよ~」
「いや、莉緒飛ばしすぎだから。白雪さん困ってるじゃん」
暴走モードの佐藤莉緒を、他のクラスメートがなだめる。
「ごめん、ごめん。じゃあ一回だけ、今日の放課後、見学に来てみない?」
「え、えーっとまだ引っ越しの片付けが終わってないんですが、短い時間でよければ?」
「ありがとう!いま部長に連絡しておいた!楽しみだな」
「ちょっと莉緒、行動が早すぎる。ごめんね、白雪さん」
「いいえ、いえ」
そう話すと、ちょうどチャイムが鳴る。
「ミオちゃん、またね!」
佐藤莉緒が自分の席へと戻っていく。
勢いに疲れたのか、白雪さんがぐっと伸びをした。
「お疲れ様」つい、声をかけてしまった。
ふっとこちらを振り返って
「全然。むしろみんな明るくて、元気だなって思いました。
さっきも…すごく話しかけてもらえて、ちょっと、楽しかったです」
と、白雪さんはくすっと笑った。
その笑顔に、今日何度目か分からないが、心臓が跳ねた気がする。
大丈夫かな、今日生きて帰れるかな。
「ミオちゃ〜ん!!」
「さっきの続きなんだけどさ!後でバトン部の動画見せるわ!
ウチまじ輝いてっから!!」
とほとんど教室の対角線上にいるのに、見えるはずのないスマホをぶんぶんと振る、佐藤莉緒。
すると、空いてるドアから入ってきた、二限目の数学の教師が
「佐藤〜。授業中だぞ~スマホは仕舞え~みなかったことにしてやるから」
と注意をして、クラスは爆笑の渦につつまれた。
俺は隣の席を盗み見る。
丁度こちらを振り向いた白雪さんと目があい、二人で吹き出してしまった。
佐藤莉緒さんと白雪澪さんメイン回。3・5話_部活の約束→5話に修正しないと




